長編、謎のダンジョン探索
4話めですよ!!
【ガチャ総数70万突破、防具SR確定券配布します、3回分のログインポイント【1万】振り込まれました】
頭ん中にいつもの声が聞こえた。
どうやらイベントが終わったらしい。
そういやガチャの中身って何だったんだろ……確認してみるか? あーでもまた変なもん出たら嫌だしなぁ。
うーむ、まぁいいやとりあえずログアウトしよう。
邸からログアウトし、ポーチの中出ると、妹とペコタンがついてきた。
妹は私に抱きついてくると離れない、 なんか懐かれたみたいだな……。
俺は妹の頭を撫でてやる。
すると嬉しかったのか笑顔になった。
可愛い奴め! そんなこんなでリビングに行くと母さんがいた。
父さんの方は仕事に行った、それでもこの子機械なんだよな、そのぐらいで差別するわけではないのだが。
ペコタンは、人形のフリして、妹に抱かれている。
学校がんばってる?と聞かれたので、勿論さー、と爽やかな笑顔で、親指を立てる。学校に行った後、午前は、真面目に授業は受ける。
いい点取らないないと塾に行かされるからだ。
自由でいたいので良いのではなく惡いまでもなく通常の点数を取る。
世間では、宇宙ゴキブリがはびこっているので余り歩きたくない、銅剣持っていたら持っていたら安全だろうけど確実に銃刀法で捕まるしな。
では、楽しみのガチャの時間である。
妹とペコタンは、もうやってしまっているらしい。
【妹】
R/ウルフフレーム
付加された鋼の骨格、ドロイド専用
【アクティブスキル】【不壊】【ダメージ10%カット】
【バッシブスキル】【ビームガン】が使用可能。
【ペコタン】
UR/ギガンティックアームズ(中破)
機械じかけのバトルアーマードスーツ、壊れかけだけど動く自己修復中。
はあ?なにこれギガなんだって?よくわからんけど凄そうだぞ。
しかしこれはあれだよな、私も引かないと駄目なんだろうな……。
気乗りしないながらも、回すことにした。
ガチャのレバーを握りしめながら念じる。
いいの出てくれよぉおおおおおおお!!!!! そして出てきたカプセルを開けると……無料ガチャR/銀のカプセル、SSR確定防具ガチャ券を使い 金色の輝くカプセルが出てくる。
えっとこれはひょっとして大当たりなのか? うぉぉぉ、なんでいい籤運、早速開けようとしたが私も勉强する女である。開けた時点でとばされるのは、解ったのだから。そこで私は考えた。
そういえば、課金アイテムの中に、ランダム転移スクロールという物があったはずだ。
それを買えば、何処に出るかわからないが、安全な場所に出れるかもしれない、ランダムだからな、帰れなくなってしまうのも悲しい。
よしそうと決まれば、まずはログインポイントを確認しよう。
確か2回ゴキと戦い30000Pあったはずなのでそれで購入、一枚10000Pもした、其れを見てペコタンを見ると渋い顔してみてくる。
歯をみせて怒るのやめろよ。
これで準備万端だ、後はログインボタンを押すだけだ。
ふぅ、緊張してきたぜぇ。
ドキドキしながら、ボタンを押した。
すると目の前が真っ暗になり意識を失った。
目が覚めると同時にカプセルがパカンと開いた。
SSR/ガンナースーツ一世代型
機械じかけの古臭い兵器、背中にクラスターミサイルポッド付き、装備すると貼り付く感じになる。別名ナノスーツ、遠距離での攻撃が可能になる
バッシブ:
全域視界、レーザーサイト、暗視ゴーグル、肉体強化(小)
次は、無料の銀のカプセル
R/P90+1
FN P90は、ベルギーのFN社が開発したPDWである。短機関銃の一種ともされる。 人間工学に基づいた設計が行われている。 付加されている。
バッシブ:遠距離攻撃+1、素早さ+5
おぉぉぉ!なんかすげーカッコイイ銃なんだけど!たしか装弾数68発、内部に5.7mm×28弾のダミーカートリッジがならぶ半透明のマガジンが付属だったか?最高じゃんかよ!この独特な形がいい、 興奮しながらもスリスリした後、名前をピーちゃんとした、周りを確認するとそこは薄暗い洞窟だった。
同時にワープここはどこだ?服を脱ぎガンナースーツに着替える、なにも報告されなかったということは、今回は、1人らしい とりあえず歩いてみることにする。
ペタペタと音が響かないようにP90……ピーちゃんとナイフ形に変わった銅の剣、どーくんを腰に刺し持ち回りを見る。
ここがどこかは知らないが、とにかく進もう。
しばらく歩くと分かれ道に出た。
右に行くべきか左に進むべきだろうか? こういうときは、勘にまかせるべきだ。
とりあえず真っ直ぐ行くことにした。
すると大きな扉が見えた。
警戒しつつゆっくりと開く。
そこには、鎧を着た騎士がいた。
手には槍を持っている。
やべっ見つかった。
咄嵯に銅剣を構え、スーツの肉体強化を発動させ走り出す。
それと同時に、銅剣が銅の斧に変わる。
くそっ武器が変わっちまった。
だが、銅の剣よりは使える、それか形態が変わる武器なのか?
当てると、ゴワシャとものすごい音をさせ、鎧騎士を真っ二つにしていた、ほんとにどー君って君、ほんとに銅剣なの?
銅剣なのに、銅の剣よりも切れ味抜群だぞ君。
しかし、こんなのがいるとは、かなりヤバイ所に来てしまったのではないのか。
そんなことを考えているうちに、後ろから気配を感じた。
振り返り、P90、ピーちゃんを構える。
そこにいたのは、ドラゴンのようなモンスターであった。
その大きさは、10メートルぐらいあるだろう。
口から炎を吹き出し、こちらに向かってくる。
慌てて撃つと、当たった瞬間に爆発し、バラバラになった。
これは、クラスター爆弾? なるほど、これが私の力か? しかし、これは、スーツの力だろう、空間にアクセスし指を動かしてみると、イメージ通りに動くしな。
その後も何度か戦闘があったが、苦戦することなく倒すことが出来た。
しかし、ここで疑問がある。
それは、なぜ私がここにいるかということだ。
ランダム転移したにしては、場所がおかしいのだ。
ランダム転移なら、もっと別の場所に出るはずだ。
それがなんでダンジョンなんだ?
敵の残骸をストレージにしまい、残弾数を確認する。
ー
P90弾丸数/1500発
クラスターミサイル/ 残弾数/2
青銅の剣+10/刃こぼれ無し
ー
やはりおかしかった。
明らかにゲームのシステムとは違う。
それにレベルも上がっていない。
これはあれか、異世界転移って奴か。
よくある話だな、私は、ラノベとか結構読む方だし、でもまさか自分がそうなってしまうなんて。
どうしようかなぁ、まあ考えても仕方ない。
とりあえず進むか。
そうして私は、歩き出した。
しばらく歩いていると、またもや、敵が現れた。
今度は、スケルトンナイトである。
剣からオノに変えて、ブチかます。
骨がバラバラになり動かなくなった。
そして、ドロップ品が落ちた。
ー
錆びた槍+1 /錆びた槍、付加されている、【耐久+3】
古ぼけた盾+1 /古くなった盾、まだ使えそう付加されている
ボロい兜+1 /壊れている兜
古い指輪+1 /昔は、宝石がついていたであろう銀の指輪【魔力+2】
魔石(小)/綺麗な石、価値は、わからん
ー
どうしよう、荷物が増えて困るだけなのだけど……そんな事思いながら彼らに名前を考える、そんな時どーくんが勝手に動いて錆びた槍+1、やー君を取り込んでしまった。
えっ!ちょっと! どーくん! どーくんが、錆びた槍+1を飲み込んだと思ったら、【銅の剣+11】に変化していた。
まじかよ! すげーな! どーくん!
どうやら槍にも変化ができるようになったようだ、思いつきでまだ名前をつけていない古ぼけた盾をさし出しだしてみる。
すると、どーくんがそれを飲み込み、銅の剣と合体し、新しい武器となった。
ー
銅のパイルバンカー+12
攻撃力 +24
ー
追加能力
付加:範囲防御(中)
付加:貫通(小)
付加:火炎付加
選択して下さい
【】【】【】
ー
おぉ!選択?全部は選べない感じなのか?え、ちがう設定の時に又できる?なんとなくだがど−くんから声が聞こえた気がする。
枠内には、3ついれることができるらしい。
やりの他にも能力があるのか空間に弄ってみる。
ー
剣形態/一の太刀
斧形態/叩き潰し
ー
槍のスキルに比べるがスキルが1つしか無い。
選択は、後だ、パイルバンカーになったどー君を背負いゴールに向かい歩いていく
。
しばらくすると、大きな扉が見えてきた。
ここが終点か? 警戒しながらゆっくりと開けるとそこには、宝箱があった。
罠はなさそうだ。
ゆっくり近づき、蓋を開ける。
中には、小さな袋と手紙が入っていた。
まず、小さい方の袋をあけると。
宝石と女神からの2枚の手紙だった。
ー
内容は、トレーニングダンジョンクリアおめでとうございます。
あなたがあまりに弱いので、鍛えることにしました。
クリアしたので特別に贈り物をします。
それは、この世界で生きていくための最低限の物です。
これで、強くなってください。
PS. 私のことは誰にも言わないようにお願い致します。
私の正体を知ったものは消させていただきます。
P.Sカップラーメンとやらすごくおいしかったですおかわり下さい
ー
内容が怖いんですけど、カップラーメンは、お前が奪ったんだろ。
しかし、これはありがたい。
ー
まあ、いい、次だ。
宝石を手にとって見る。
それは、とてもきれいなものだった、ルビー、アクアマリン、トパーズ、小粒だが純度が高いそして指輪太郎(古ぼけた指輪)に全てたべられた。
ー
もう一度言おう……
指輪太郎が、赤子、青子、とぱこ、各宝石達を食べてしまったのだ。
ー はい!なんでしょうか!ご主人さま! ー
お前喋れたんかい!
ー いえ、念話で話しております。素晴らしい宝石をありがとうございます、すぐにとはいきませんがすこし魔力が戻りました、あ、ちなみに私女なので指環花子に改名させて貰います、敬具ー
もう、好きにして、仕方ない涙をのんで許可する。
とりあえず、どーくんには、そのまま槍形態で待機してもらうことにした、さて、どうしたものか。
とりあえず、出口は、近いらしいので休憩をポーチの中に入り寝た後、向かうことにする。
次の日
妹がついていくというので連れてきた。
指環花子は、彼女にあげたら喜んでくれた。
しばらく歩くと、またもや敵が現れた。
今度は、二回り大きいオークである。
二足歩行の豚、はっきり言って美味しいのだろうか
……人型は、食えないよなぁ……其れは、後で考えるとして。
まぁ、敵だしな。
サクッと倒そう。
どーくんが、槍が勢いよく突き刺さり。
あっけなく倒れた。
ドロップ品が落ちる。
ー
錆びたナイフ+2 /錆びたナイフ、付加されている、
錆びた剣+1 /錆びた剣、付加されている、鉄製
古いシルバーメイス+1 /錆びた盾、付加されている、 銀製
ボロい兜+2 /壊れている兜、価値は、わからない
高級オーク肉10キロ
全部錆びたものやボロいのしか出ないが豚肉は、嬉しい。
持って帰って生姜焼きにすると言ってストレージにしまう妹。
どうやらこいつがボスだったらしく台座が置かれ水晶が浮いていた。
これを手に入れればもとに戻れるらしい。
後壊せばスキル手に入るらしいがやめといて。
コレクター魂に火がついて手に入れるだけにした。
ー
トレーニング用ダンジョンコア(小)
ー ー ダンジョンクリアおめでとうございます。
ー ー お疲れ様でした。ダンジョンマスターの権限はあなたに譲渡されました。ダンジョンの入口まで転送されます。
お気をつけてお帰りください。
ー やっと帰れる。
水晶に触れた後台座に手を置く、すると光に包まれた。
気づくと、そこは、ダンジョンの目の前であった。家からとても近い
早く帰ろう、今日は、オークカレーだ。
妹の手をつないで家に向かうのだった。
ステータス
名前/私
レベル4
体力/10(+1)
力 /9
魔力/6(+2)
素早/7(+1)(装備+5)
耐久/6(+1)
ユニークスキル/鑑定眼、ストレージポーチ、言語理解、複数武器使用可
スキル/体術2、剣術2(+2)、隠密4(+1)、暗殺1、射撃3(NEW)
称号/ペコタンのプライベートルームの居候、
トレーニングダンジョンのマスター
装備
ピーちゃん(P90+1、)
どー君パイルバンカー形態(銅の剣+12)
ガンナースーツ一世代型、常時装備
帰ってきて、荷物置いて、水を持ってひのきの棒のとこに行ったら木が立っていた、どうしようか迷ったがぺこたんの木の家を作ることにした、鍛えるために手で殴ると四角い木になって落ちてくる……あ、私これしってる、マインク●フトだ……
まだまだいけます。