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プロローグ

プロローグ

ープロローグー


三十年前に突然現れた謎の生命体、その正体は――」

そして。

わたしはその名を口にした。

「それは……宇宙ゴキブリです!」

私の言葉を合図に、部屋中に轟音が響き渡った、突然の強襲のごとく壁と天井の一部が吹き飛び、巨大な塊が落下してきたのだ。

「ジョージ、ジョージィィィッ!!」

悲鳴にも似た叫び声とともに落ちてきた物体の正体を、わたしたちは瞬時に理解した。それは体長十メートルを超える、漆黒の甲虫だった。

昆虫に詳しいわけではないけれど、地球上の生物とは根本的に違うことだけは分かった。全身を覆う硬い殻の隙間からキリギリスが出てきて人を襲おうした時私の必殺キックがゴキブリにあたる。だがこの生き物からは、そんな攻撃など通用しそうになかった。なによりもそのおぞましいフォルムを見て生理的な嫌悪感を覚えない人間は少数派だろう。

甲虫が着地すると地面は大きく陥没し、その振動で室内のガラスケースはすべて粉々になった。昆虫学者は恐怖で顔を強張らせ。

「きゃあああぁぁぁぁーっ!!」

絹を引き裂くような少女の絶叫と同時に、巨大カブトムシ(?)の長い角が振り下ろされようとしていた。だがそれを寸前でかわすとわたしたちは間髪入れず攻撃に転じた。ジョージと呼ばれた巨大な甲虫の背後に回ると、バックブリーカーを食らわす。

「うおりゃああっ! とりゃああっ!」

さらに巴投げやドラゴンスープレックスといった大技を次々と繰り出すも、相手はまったく怯む様子もなく反撃に出た。背中の翅を広げて羽ばたかせると突風が起こり、わたしの身体を吹き飛ばすとおちる感覚を感じさせる。

「ぐわぁ、死ぬ前に、あの店のラーメン大盛り食べたかったー、ガクッ」

私は、あっけなく死んだ中学で最強と戒めたこの私が……グッ無念……『いいえ、あなたはまだ死んでいません』

ん?どこだここは天国か地獄かどっちなんだ!!

『いえ違いますよ、私は女神アテナです』

はぁ~あんたが女神様ですか、なんともまぁ美人ですね、でも私にはもう関係ないですよね、でも、たわしのほうが可愛いです。

「たわし?」

「今私の心読んだな、たわしじゃないわたしですー♪」

マセガキぽく言う、だってぇ~たわしよりマシだしぃ~

『聞いています?』

はい、ちゃんときいてましたよぉ~だから早く説明して下さいよぉ~めんどくさいしぃ~

『・・・・・・では話しますけど』

なんかめっちゃ怒ってるぅ~怒ってるー、ごめんなさい。

怒られたらごめんなさいしろって鬼より怖いお母さんが言ってました。

鞄からカップラーメンを出してお湯を注ぐ。

まっている時間が楽しいんですよね?あれ?

『こほん、まず最初に謝りたいことがありまして、あなたの人生を勝手に終わらせてしまい申し訳ありませんでした』

へ?どういう事ですか?ズルズルズル……

『実は先ほど言った通り私は女神なのですが、神界でちょっとした問題がありまして、そこで人間に転生させて問題を解決させようとチートあげるからあのゴキを倒して下さい、このガチャスキルを使い平和に導いて下さいお願いいたします』

ずるずるズルルゥ~ン!?

『はい終わりました、頑張ってください!』

ちょっまっ待ってくださいまだ食べてる途中です!それにいきなりすぎて状況が全く飲み込めないんですけど!

『大丈夫です、あなたなら出来ます頑張りましょう!!残りは、私が食べてあげますから!!』「あ、せこい、まだ半分も食べてないのに」

穴に落とされてきづいたら、コンクリートの上だった。

どうでしたか?

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