夫婦喧嘩は犬も食わない
萌香「何よ!貴方がなよなよして私に手を出さなかったから私からしてあげたのよ!」
豪士「だからといって娘にそれを強要するな!」
萌香「もういいもん!それなら、こっちにも手があるんだから!」
豪士「言ってみろ!」
萌香「へぇ!貴方がベッドの下に..」
豪士「それは、いう必要は無いだろ!」
萌香「言ってみろと言ったのは貴方よね!」
豪士「それとこれとは別だ!」
萌香「へぇ、ならどう違うのよ!」
豪士「言わなくていいじゃん!」
萌香「そうね!貴方のベッドの下のかわいいぬいぐるみ達のこという必要はないものね!」
豪士「言ってんじゃん!それなら、お前はエロ本隠してるじゃん!」
萌香「そそそ、それをいう必要は無いでしょ!」
豪士「お前も言ったじゃねぇか!」
萌香「何よ!貴方が私に最初から手を出せばそもそもよかったじゃん!それも出来ない意気地無しの癖に!」
紅葉「はぁ、お姉ちゃん行こう?」
明「そだね。龍司は準備終わったのかな?」
夏希「私は終わったわよ〜♪行かない?」
明「龍司に伝えて来るね!」
紅葉「ん?おぉ、お姉ちゃん浴衣持ってたんだ!」
明「母さんがもっといたがいいと!」
明が着ているのは、黒を基調とし、その中で赤の花火が描かれている割とポピュラーなものだ。
紅葉「ババァ臭い。もっと他にもあるのに。」
夏希「まぁ、似合ってはいるわね。それより、龍司はまだかしら。」
龍司「すまん、今来た。行けるか?」
明「行けるよ!」
夏希「そうね。行きましょうか。」
紅葉「あの二人は置いて行こ!」
4人は口喧嘩をしてる2人を置いて出発した。




