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五月病  作者: 山口大生
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第2話 「体の不調」

新聞配達の仕事は朝が早い。俺の会社の場合、2時45分に、会社の点呼があり、それまでには、会社に来る必要がある。俺の家は、会社から歩いて15分のところにあり、朝支度の時間が30分だとすると、最低でも2時には起きる必要があるのだ。しかし、その日の休み明けの月曜日は、いつもとは違っていた。

2時のアラームが部屋中に鳴り響き、いつもなら飛び上がって起きていたが、今回は体が動かない。不思議だ。力を入れているはずなのに、体が言うことを聞かない。「金縛りなのか?」と思って、しばらく待っていた。しかし、いつまで経っても、体は動いてくれない。そうこうしているうちに、アラームが止まった。そしてそのまま眠りに落ちた。気がついた時には、辺りが明るくなっていた。「え?今何時だ?」そう思って時計を見ると、長針が12を、短針が7を指していた。朝の7時。完全な寝坊で、会社を無断欠勤してしまった。


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