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第10話 最初の再会
大きな鳥居をくぐると、そこは、森になっていた。森の中にある参道を歩くと、そこに箒をもって、参道を掃除している、白い袴を着た女性がいた。この女性はどこかで見たような顔をしていた。女性は、こちらをチラ見した。そして、数秒たった後、びっくりしたような顔で、こちらを見つめ、「清水君!?」っと言ってきた。
俺は、この女性が、何で自分の名前を知っているのかわからなかった。そもそも、女性が誰だかわからなかった。女性は、俺見つめたまま、「私よ。吉村りんご。」と話しかけたおかげで、この女性が、吉村だと気づいた。「吉村。おっおー。久しぶり。」と社交辞令の如く、俺は返事した。




