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どうもこんにちは。そしてはじめまして。わんたんといいます。
人生で初めて小説を書きます。正直、考えを文にしていくことということが若干苦手ですw
なので分りにくい表現等があるかと思いますがよろしくお願いします。
前書きをたらたらと申し訳ない・・・ (>ω<)
「なにこれ・・・?」
『夏休み魔法強化合宿』と書かれたプリントを明らかに元ヤンか何人か殺めてしまっていそうな風格の教師から渡された。
「見てのとおり、凪原おまえに強化合宿のお誘いだなぁー」
見た目とは結びつかないほど間の抜けた声が帰ってきた。強化合宿なのは分るが、なぜ呼ばれるのかが分らない。この合宿は成績が優秀かつ、魔法の実技試験がAランク以上(ランクはS~Eまで)でお呼びがかかるはずだ。自分はというと、成績は下の中くらいだし実技にいたってはEランクだ。お呼びがかかるはずもないわけで・・・
「何でこれに俺なんかが呼ばれるです?俺には一生縁の無いものなんですけど・・・」
こういうと教師は「プリントの下の方、よ~く読んでみろ」と相変わらず間の抜けた声でいった。
とりあえず下のほうを見てみると・・・
『※成績の悪かった者達の補習も兼ねる。 追伸・・・補習組みは自由が無いと思え? 』
コワモテ教師が「理由がわかったか?」といった瞬間にはもうわかっていた。
補習になったこと、そして・・・自分の楽しい夏休みライフが全部崩壊したことを・・・・
―――――――放課後
「ぅんで?補習地獄への直行便チケット(強化合宿のプリント)を貰ったのはこのクラスで、この三人であってるですかい?あきちん?」
テンションは低いものの比較的明るい口調の男、水原 竜太だ。
クラスメイトが大体いなくなった教室で、秋斗にそう確認してきた。
「ああ、そうだぜ。松山(コワモテ教師)に言われたからな。 ていうか、またお前と一緒かよ・・・水原・・・」
「そっくりそのままその言葉返すぜい?」
水原は中学から一緒だ。補習では毎回二人して受けている。要するに馬鹿仲間だ。
「たしか水原、実技はよくなかったか?Cランクとかだっけ?」
「そうだぜい!でも、テストが全滅だからしょうがないんだぜい・・・」
そういい終えると死んだ魚のような目を向けてきた。でもそれも一瞬で、
「そんなことより一番気になるのは、あきちんの横でなんかぶつぶつ言ってるそっちだぜい?」
水原が俺の横を指差した。その先には机に突っ伏したまま何かをぶつぶつ言い続けている黒髪でショートカットの女子がいた。
「おーい・・・夏音、生きてるかぁー」
突っ伏している幼馴染の女子、月野 夏音に話しかけた。
「なんであたしが・・・補習なのよ・・・・テストだって平均点は超えていたはずなのに・・・なんで・・・(以下ループ・・・)」
とりあえずしばらくほっとこう。
「あきちん、明日から地獄が始まるけど意気込みは?」
「といあえず死なないじゃね?」
そういって明日に向かって覚悟を決めた・・・