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異世界恋愛作品

【完結・非開示】喰い殺されると聞いていたのに、最愛の番と言われてなぜか溺愛されています

幻想種と人が共に暮らす世界において、その幻想種に愛されることが大きな意味を持っていた。番(つがい)として見初められた者は華やかな一生が約束され、そうでなかったものは時としてみじめな人生を歩むことになる。

モンタギュー公爵家ではいつもの光景が繰り広げられていた。義妹のマイナが吸血鬼という上位の幻想種であるドナに愛される一方で、姉のセシリアは邪魔者として、家族やドナからも邪魔者扱いを受けていた。

そしてついに、変わり者であり、人を捕食する存在としておそれられるレッドドラゴンの老人へ生贄として出されることが一方的に決定される。

自分の最後を悟り、絶望しながらその屋敷へと送られるセシリアであったが……。

※2話完結の物語となっています。
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