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実験  作者:
8/19

バランスに2

試しに絵とお話を書いてみて、すごく変化しているところと変化していないところを見て、複雑な気持ちになる。……やっぱり、急ぎ過ぎたんだろうか……。でも、小説ならあれくらいからが普通だし、絵も、完全に前のテイストを失った訳じゃないから、あとは詩を書いてみて今までのような思考のまま表出出来たら取りあえずは安心なのだけれど……、それが出来るかが解らない……。ああ、もう、本当にバランスの調整に泣きそうになる、何で私はこうなんだろう……。詩を今までの……たとえば、『赤いいかるが』


『赤いいかるが』

 『赤いいかるが、跳ねる


 それを遠目でみていると


 そのうちいかるがとびあがり

 私の背にのりうつる


 ””



 赤いいかるはかなしい子

 だからよしよしとなであげて


 ただただよしよしとなであげて



 ””



 足をもったかかしがずっとさきをかけていくのに


 あの真っ白なおつきさまはかかしの背にひかりをのせない


  ただただ忘れたように


  赤い柄にひかりをのせて


 それはかかしの足でした


 ひとつの棒の足でした


 ””


 かかしははねてはねあがり


 ときおり、田んぼのあぜ道におちこみそうになっている


 それでも初めてかけた日が


 ほんとにほんとにうれしくて


 ほんとにほんとにうれしくて


 ””


赤いいかるはやさしい子

 だからよしよしとなであげて


 ただただよしよしとなであげて』


というようなものが自然に表出出来れば……取りあえずは安心なのだけれど……どうだろう……書いてみるしかない、




 


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