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プロローグ

 この世界には神様が四人いる。悠久の時を生きる彼らは常に4人でともにいた。しかし、それは4人以外誰もいないことを表していた。

 彼らは話し合った。新しい仲間がほしいと。

 そこで彼らは自分達の世界を作ることにした。いつか、自分達のもとにたどり着き仲間となる存在が現れることを願って。


 初めに最高神は世界を作った。


 次に時空神は世界の時間を進めた。


 最後に生命神は生き物を作った。


 もう1人の神様は、破壊神と呼ばれていた。その役割は、生み出さず、壊すこと。彼は、世界に終焉が訪れるとき、世界を壊す役目を担っている。

 彼の役目が来ることは神様ですら知らない。


 神様たちは願う。私たちの子供たちが永久に世界を廻していくことを。



<世界アヴァロン創世記から抜粋>



  * * * * *


 これは世界が創られてから何億年ものあとの話。



 ある日精霊の国で、1人の精霊の姫が生まれた。


 母親は、精霊王アマリリス。


 しかし、父親の名前は女王以外は知らなかった。


 それでも精霊たちは可愛がった。長い月日を生きる精霊にとって子供が生まれることは久方ぶりのことだったから。



 その生まれた子の名は、リリー。



 今ここでリリーだけの物語が始まる。

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