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円環のリナリア  作者: 石田空
チュートリアル編
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設定資料

こちらはなろう小説コンのゲーム部門用設定資料になります。

一部ネタバレになりますので【チュートリアル編】読了後に読むことを推奨します。

・あらすじ


言葉が力を持ち、その力を行使して世界を動かす世界シンポリズム。

この世界は穢れにより、滅びの一途を辿っていた……。

シンポリズムを救うには、神殿より選ばれた巫女姫が闇の祭壇まで向かい、世界に蔓延した穢れを祓うしかない。


かくして、巫女姫は旅の仲間たちと共に世界浄化の旅に赴くこととなった。

この先にどんな困難が待っているのかは、誰も知らない。


・「円環のリナリア」について


この作品は好感度二位が必ず闇落ちするという乙女ゲームを主体としている作品ですが、同時にループものです。

ですので「どこかのループで存在した物語」としてくれてもかまいませんし、主人公であるリナリアと同じ名前の別の巫女姫による世界浄化の旅の一部始終となってもかまいません(小説の主人公である、プレイヤーの里中理奈を主人公にしなくても問題ありません)。

乙女ゲームですので、巫女姫と旅の仲間による恋愛イベントが入ればいいと思いますが、それよりも戦闘のほうに力を入れてくれればと思います。



・世界観設定


シンポリズム


「円環のリナリア」の舞台となる世界の名前。言葉が力を持つ世界であり、その世界の住人全員は象徴の力という魔法を持っている。

空の色はラベンダー色。


フルール王国


王政の国家であり、神殿の一神教の国家。

国民全員生まれたときに花を掴んで生まれ、その花の花言葉から象徴の力を得ている。

象徴の力が強ければ強いほどに身分が高くなり、魔法により栄えた国。

なお巫女姫は代々フルール王国の王族の出であり、使命のために神殿に入れられる。イメージは18世紀フランス。


ジェムズ帝国


皇帝政の国家であり、神殿の宗教を全面的に禁じている。

国民全員生まれたときに石を掴んで生まれ、その石の石言葉から象徴の力を得ている。

象徴の力には強弱があるということから、力の強い者は弱い者に施すものだという考えから、強い象徴の力を誰もが使えるようにと魔科学が発達している。イメージは19世紀イギリス。


神殿


本来はフルール王国とジェムズ帝国どちらにも存在した宗教組織。神託を司り、それにより富を分配することを教義としている。そのために力の強い象徴の力は神殿が管理し、それが悪用されないよう見張っている。

この宗教の教義のせいで魔科学を一般人が使うことができないために、ジェムズ帝国は神殿の教義を追放した。

現在神殿の教えはフルール王国には布教されていてもジェムズ帝国には蔓延していない。



・世界観用語


象徴の力


フルール王国民は生まれたときに握っていた花の花言葉から、ジェムズ帝国民は生まれたときに握っていた石の石言葉から出てくる魔法の力。力が使える使えないはともかく、生まれついて誰もが持っている。

人といないと作用しないものから、単独で使えるもの、そもそも力が弱過ぎてあってもなくても同じものまで千差万別。

なおそれらの力を魔科学の装置に貯め込んで使うこともできる。


穢れ


シンポリズムにたびたび発生する悪性の存在。シンポリズムは言葉が支配する世界なため、悪い言葉から生まれた存在だとされる。

獣や人間を取り込み、性質や人格を変質狂暴化させてしまう。

神官や巫女姫など、神殿出身者であれば獣や人間を取り込む前に発見することも祓うこともできるが、一度獣や人間を取り込んでしまったら最後、殺さなかったら元に戻すことはできない。

世界浄化の旅のマップ敵は基本的に穢れに取り込まれて変質した獣か旅人である。

なお穢れは無毒化すれば普通に燃料として使えるものの、その技術はジェムズ帝国にしか存在しない。


世界浄化の旅


世界に穢れが蔓延したときに神殿が行う儀式。

巫女姫に護衛をつけて旅に出させ、各地の祭壇の試練を突破して、資格者だと判断したときに、闇の祭壇へと通されるため、そこで闇の祭壇に封印された穢れを祓うことで、世界浄化は完了する。

なお、一部の祭壇は巡礼地とされ、巡礼者や観光客と遭遇することもある。



・戦闘クラス


巫女姫


神殿より世界浄化の旅の使命を与えられた存在。代々フルール王国の王族より選出される。白いドレスを巫女装束としてまとっている。


できること

・短剣戦闘(リーチは短い)、投げ短剣、穢れの浄化、敵の無効化(限定的)


できないこと

・魔法、回復


象徴の力:【幻想の具現化】

巫女姫の名前はリナリア。リナリアの花言葉の「幻想」から派生。彼女の象徴の力は武器生成、敵の無効化(限定的)までできる。

戦闘経験が少ないため、体力消耗が激しい



神殿騎士


神殿より巫女姫の護衛の任を受けている存在。神殿騎士はフルール王国各地に遠征に行っているために戦闘能力は高い。白い鎧に青いマントを羽織っている。


できること

・大剣戦闘(リーチは短い)、投げ短剣、巫女姫限定で壁


できないこと

・魔法、回復


象徴の力は防衛特化のものがいいと思います。

(例:カランコエ:花言葉:あなたを守るより【防衛】)

戦闘経験豊富なため、体力消耗は低いです。



神官


神殿より世界浄化の旅の記録係として派遣される存在。神殿より聖書を所持し、聖書に書かれている古代文字による詠唱魔法を使います。白いローブを着ている。


できること

・攻撃魔法(リーチは長いが発動まで時間がかかる)、聖書で殴る(リーチは短い)


できないこと

・回復


象徴の力は先読みに使えそうなものがいいかと思います。

(例:マリーゴールド:花言葉:予言より【予知】)

直接戦闘はあまり強くないために、体力消耗は激しいですので、敵より離れた場所から詠唱魔法を使わせるのがベター。



魔法学者


日々象徴の力の研究、有効活用方法の開発をしている存在。神殿より世界浄化の旅の調査のために招集される。完全に後方支援であり、直接戦闘はできません。オレンジ色のローブをまとっている。


できること

・回復魔法(回復する量や人数が増えれば増えるほど発動時間が長くかかる)、防御魔法


できないこと

・攻撃


象徴の力は耐久系がいいかと思います。

(例:カモミール:花言葉:困難に耐えるより【耐久】)

戦闘行為が一切できないために、後方から詠唱魔法を使わせるのがベター。



魔法剣士


剣士と魔法、両方を使って戦闘をする存在。神殿より世界浄化の旅に出向を命じられるのは、フルール王国の貴族から選出される。

プレイスタイルにより前衛にも後衛にもなる。遊び人風の胸元を大きく開いたシャツにパンツ。腰に剣を差している。


できること

・剣戦闘(リーチは短い)、攻撃魔法(リーチは長いが発動までに時間がかかる)


できないこと

・回復


象徴の力は魔法っぽいものがいいかと思います

(例:バーベナ:花言葉:魔法より【魔法】)

戦闘メンバーや戦闘スタイルにより前衛か後衛かが変わる。耐久力は神殿騎士より低いが巫女姫より高い。



皇太子


ジェムズ帝国の皇太子。最初は世界浄化の旅を妨害する存在。戦闘に勝つことで認められて仲間になる。

基本的に使い勝手は神殿騎士と変わらないものの、詠唱時間なしで炎攻撃ができる。

黒い鎧に赤いマントを羽織っている。


できること

・大剣戦闘(リーチは短い)、炎攻撃(リーチは長いが敵の属性によっては無効化される)、氷攻撃(リーチは長いが敵の属性によっては無効化される)


できないこと

・回復


象徴の力【熱の伝導】

皇太子の苗字はロードナイト。石言葉による【熱の伝導】より、炎と氷を操る。

耐久力は神殿騎士より低いが巫女姫より高い。



・好感度について


好感度は選択肢によるものではなく、戦闘メンバーに選ぶことによる自動加算。

ただしイベントによってはメンバーが固定されるものとする(巫女姫はメンバー固定)。

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