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無自覚だけど世界最高の男  作者: かめごろう
第1章 覚醒と覚悟
17/65

16話 ありがとう…。

1章も終わりです…。


1話に少し「無能者」の説明を付け足しました。

訂正多くてすみません┏○ペコッ

 カイン達は退院祝いとして食事に行く事になった。なのに、何故かメリルの家へと向かった。

 

 「親方っ!!お邪魔するよっ!」


 カインはメリルの鍛冶屋のドアを開ける。


 「おや、カインとスズじゃないか。カインは、やっと退院出来たのかい。儂も行こうと思っていたんだが、お見舞いに行けなくて済まなかったね。」


 「別に気にしてないよ。まだ完全では無いけど、身体も少しは動けるようになった。」


 「それは良かったよ。今、話題のナニカとか言ったか。あんなバケモノと戦って、生きてるだけでも運がいいよ。」


 「う、うん…。まぁ俺は運が良かったのかな…。」


 少し元気が無くなるカイン…。


 「え、えーと。今日はカイ兄の退院祝いで食事をしようと話していたんです。メリルさんも一緒にどうかなって思いまして。」


 「あぁ、なるほど。……すまない、今は手が離せなくてね。例のバケモノのせいで武器の注文が殺到してるんだよ。素人には作らないが、七星天兵団や上級冒険者には、これからも世界の為に頑張って貰わないと行けないからね。」


 「親方も大変だね。……俺のミスリルソード壊れちゃったし、小烏丸も使えなくなって武器が無いんだ。

  だから親方、今度時間が空いた時に、また作ってくれないかな?」


 「ミスリルソードまで壊れちゃったのかいっ!まぁ、あのバケモノには普通の武器じゃあダメか…。

  今度ナニカ専用の武器でも作ろうかね。」


 「メリルさん、ナニカ専用とか作れるんですか?」


 「あぁ、エレメントが弱点って言ってたから少し思い付いた事があってね。しかし、儂でも作れるか分からない。しかもS級以上の品になる。」


 「S級ですか…。今の私達ではまだ無理ですね。」


 「何言ってんだい。まだ若いんだからそれだけ戦えれば十分さ。まぁカインの剣なら作ってあげるよ。儂の最高の試作品をな。」


 「S級なら試作品でも十分だよ。…まぁ、とりあえず今の俺には過分な品かな。エレメントが覚醒するまでは、地道に頑張るよ。」


 試作品といってもS級の品となると究極級の品である。現在、製作可能な物でS級が最高と言う事もあり、A級までとは比べ物にならない程の圧倒的な物となる。

 古代級と神代級のSS級以上には及ばないが。


 「エレメントの覚醒ね。……あんた達。自分の持つエレメントを測定出来るマジックアイテムを知ってるかい?」


 「ん?……あっ!ミスティさんから、この前聞いたよ。覚醒する前でも判断できる魔導具だよね?」

 

 「そうそう。今度、そのマジックアイテムがフォルティナの七星天兵団の第四師団で実用化されるみたいだよ。

  ナニカの出現により、少しでも強いエレメントを持つ者を発見する為らしい。覚醒する前でも調べられるし、上級(三色)エレメント以上の顕現者が低い確率でも居るかもしれないから、平民でも調べてもらえる。

  ……実際既に平民から新たな皇族が現れたから特にね。」


 「……俺も調べてもらいに行こうかな。」


 メリルが最後に放った言葉に対して、少し思案したカイン。ぜひとも試してみたいようだ。


 (今のカイ兄は、エレメントに頼るしか無いけど、実際どうなのかな。

  あのカイ兄なら、四色まではいかなくても、三色のエレメントを持っていても不思議じゃない。三色以上ならエルミナちゃんとまた話せる機会も出てくるだろうし、また一緒にと思ってるのかな。

  私もエルミナちゃんとカイ兄が一緒に居られたら良いと思う。その時、次は私がカイ兄達と離れ離れになるのかな…。

  でも、カイ兄が二色以下のエレメントなら、私はずっと一緒に居られる?…。)


 カインの言葉に対してスズはこんな事を考えていた。

 そして…。


 「わ、私も一緒に行くよっ!父さんからは教えて貰えなかったし、カイ兄とはずっと一緒だからねっ!」


 「ありがとう、スズ。三色は無理だけど、運が良ければ平民の俺でも二色の可能性は有るし。ちょっとは、楽しみにして行くかなっ!」


 「うんっ!!私も二色だったら良いかなっ!」


 「ははっ!若いもんは夢があるね。儂の〚火〛のエレメントが覚醒した時は、普通にそうなるんだとしか思わなかったよ。」


 「まぁ、俺達もまだ子供だし夢くらい見るよっ!実用化の日まで楽しみだなぁ。」


 カインはまだ見ぬエレメントに期待していた。

 スズもカインが元気になって来たので嬉しそうだ。

 3人は楽しそうに談笑するのであった…。




 「うぉぉーーいっ!!俺の事を忘れてないかっ!!さっきからずっと居るぞぉぉっ!!


 「…………。」

 

 実は、さっきからメリルに存在しない物(者)として扱われているヒロ。

 会話に入っても無視され続けていた。


 「ヒロ…。昔、親方にナンパなんかするから…。」


 「だって、メリルさん背が低くて10代にしか見えなかったし、言葉遣いの割に可愛いし、誰でもナンパしてしまうだろっ!!」

 

 「背が低くいのはドワーフだからね。でも、あの親方を見掛けでナンパするとか…。親方100歳超えてるからね…。」


 「昔の俺は荒れてたんだよっ!!とにかく彼女が欲しかったんだよぉぉっーー!」


 「バカは黙れ。」


 「は、はい。」


 とっても妹に弱い、キングオブナンパの称号を持つナンパマスターであった…。


 「ナンパマスター言うなっ!!」


 「黙れ。」


 「はい…。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 数週間後、カイン達はエレメントを調べてもらう為、フォルティナに来ていた。

 期待を胸に第四師団の本部へ向かう…。


 「おっ!あれが第四師団の本部か!うわぁ!……凄い並んでないか?…。」


 ヒロは第四師団の本部に着いて、まず人の多さに驚いた。子供ばかりだが数千人はいる。


 「まぁ、俺達平民は数が多いからね。貴族や王族は優先して調べて貰えるらしいけど、俺達はそんな訳にはいかないし。」


 「はぁ…。待ち時間長いなぁ。………何処かに可愛い子いないかな…。」


 「お前、絶対に反省してないだろ…。」


 「あのなぁ、ナンパは俺の生きがいなんだ。ナンパをしない俺なんて俺じゃないっ!!」


 「じゃあ死ね…。」


 「我が妹よ、顔がマジだ、怖いぞ…。」


 「死ね…。」


 「スズは…本気で言ってるな、ヒロ……。1回死んでこい。」


 「うぉぉっーーい!!!命は1回しかねぇよっ!!その、1回使ったら終わりじゃねぇかっ!!!」


 「「だから何?」」


 「2人して死ねって事かよっ!!ちくしょぉぉーっ!!!」


 行列の中、1人で騒いでいたヒロは注目の的となっていた。その醜態を晒したせいで、本日のヒロのナンパは1回も成功しなかった…。


 「……。俺の生きがいが成功しない…。」


 「この前、成功率がどうとか語ってたのにな。

  ははっ!ウケるっ!!さすがナンパバスター。」

 

 「うるせぇよっ!!!笑うなぁぁっ!!

  てか、ナンパバスターって何だよっ!!」


 「ナンパ成功しないで、ナンパ師だけ退散させるからナンパバスターだ。」


 「……頼むから、もうこれ以上変な称号増やさないでくれ…。」


 行列が進むにつれて、徐々に傷を増やしていくヒロであった…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 


 いよいよ自分達の出番がやって来た。スズとカインの2人は同じ測定室の部屋にいる。

 ヒロは別の部屋で測定するみたいだ。

 測定員の人からの説明。


 「このマジックアイテムは、”四色”までのエレメントを測定できる魔導具です。エレメントは、親の強い方のエレメントを引き継ぎます。しかし時々親は全く関係なく、自分の方が強いエレメントを持っている可能性もあります。でも、決して親より低いエレメントには、ならないので安心してください。

  では、測定を始めます。このオーブに手をかざすだけで測定出来るので、どうぞ。」


 スズは不安そうにオーブに手をかざした。


  (二色のエレメントをお願いします…。どうか二色のエレメントを、カイ兄と同じエレメントで……。)


 心の中でカインと同じエレメントを望むスズ。

 そして………。


 オーブに光が集り、少しずつ色が見えてくる…。

 その後、完全な色になってオーブが輝いた。


 「えっ……。」


 予想外の色に驚き絶句するスズ。

 測定員の反応は…。


 「こ、これはっ!!!!〚月〛のエレメントっ!!!

  キサラギ家の方でしたか、皇族の方は測定する必要はありませんよ。もしかして試してみたんですか?」


 〚月〛のエレメント。

 皇族のキサラギ家が所有する四色のエレメントてある。

 親の強いエレメントの方を遺伝するので、平民以外は測定する必要がない。平民以外が測定するのは血の繋がりを確認できる程度である。

 

 なので、測定員はそういう意味で質問をしたのだが、スズの反応は…。


 「えっ?…えっ?な、なにこれ?皇族?〚月〛のエレメント?……わ、私、知らないっ!!!」


 突然の出来事に混乱するスズ…。


 「だ、大丈夫ですか?」


 「ど、どうなってるの?な、なんで?私は何?」


 「……と、とりあえず、部屋を用意するのでこちらへどうぞ。」


 何がなんだか理解出来無いスズ。そんな混乱したスズを心配した、他の測定員に誘導させるまま連れて行かれてしまった…。


 その様子を見ていた者がいた…。


 (ス、スズも皇族…。四色の…〚月〛のエレメント…。そ、それじゃあ、ヒロもか……。あれ?俺の仲間は全員皇族だったという事か…。エルもヒロもスズも……多分ティアも……。

  …………だ、大丈夫。お、俺にも可能性はある。三色以上のエレメントだった場合は、まだ一緒に居られる…。

  そうだ、そうすればエルミナとも……。

  そして皆と…仲間と一緒に……。

  これからもずっと一緒に居られる……。)


 カインもまさかの出来事に混乱してしまったが、希望を持ってエレメントの測定をする事に決めた。


 「いやぁ、びっくりしましたね。あなたも皇族の関係者ですか?って事は王族の方ですね。

  次からは、紛れ込まないで貴族以上専門の部屋に行ってくださいね。血縁関係は複雑な問題ですからね。

  それでは、オーブ手をかざして下さい。」


 測定員が言ってる事は違うと分かっていたカイン。だが自分も関係者であると、仲間だと信じて何も言わなかった。

 

 そして、オーブに手をかざす…。


 「こ、これはっ!!!!」


 まさかの結果に慌てる測定員。

 想定外の事態にカインは言葉が出ない…。


 「………お、俺は…。」


 エレメントを測定するマジックアイテムに、手をかざしたカイン…。

 そのオーブの色は。

 

 「ちっ!さっさと出て行けよっ!!この無能者がっ!!

  この世界の者ではないゴミがっ!!」


 カインの測定結果を見た途端。突然、測定員は侮蔑の眼差しを向けて、罵ってきた。

 オーブには何色も無かった。光もしない、反応もしなかった。


 カインは部屋を飛び出した。行く宛も無く、ただその場を離れていく…。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 オボルにある孤児院の門前…。


 「…………。」


 カインは無言で孤児院を眺めていた。辺りは暗く、月の光が唯一の明かりだ。


 「………………。」


 孤児院の寝室に向かったカイン。


 (小さい子達は、時々俺の鍛錬の邪魔をして、遊んでとせがんでいたね。

  でも、みんなと遊ぶだけで俺も楽しかった。鍛錬ばかりしていた俺を気遣ってくれたのかな?

 

  俺よりも大きい子達は勉強を教えてもらった。でも、いつの間にか俺が教える側になっていたかな。君達も、ちゃんと勉強しないとね。

  

  女の子達には、顔を背けられて初めはショックだったけど、話してみると良い子達だったよ。まぁ俺のキモい顔なら最初の態度は仕方ないか…。

  

  この場所で12年以上過ごしてきた。

  皆良くしてくれた。ありがとう…。)


 ギルドに向かったカイン…。


 (初めて来た時は、エルと2人だったかな…。

  へんなオッサンに絡まれてエルは泣いていたな。だから俺はオッサンをボコボコにしたっけ…そこで受付のナナエラさんと初めて会った…。

  

  ナナエラさんは、とても親切だったね…。

  なにかと世話してくれたし、俺達に合ったクエストを紹介してくれたし。俺を弟みたいに思ってくれてたのかな…。

  俺もお姉ちゃん出来たみたいでとても嬉しかった。

  

  ミスティさんともギルドで出会ったね…。

  あの時は、ヒロがナンパを初めて即座に半殺しにされてた。俺がその時の魔法を見て師事してもらうように頼んだったかな…。言葉はきついけど、とても厳しく、そして優しくしてくれて……。  本当は、俺のお母さんみたいな存在だった…。

  

  何だかんだ楽しかった。ありがとう…。)


 メリルの鍛冶屋に向かったカイン…。


 (親方にはお世話になったな…。

  まだガキの俺にも色々武器作ってくれたし、教えてと頼んだら鍛冶まで教えてくれた。俺にもお祖母ちゃんがいたらきっとこんな感じだったのかな。

  新しい武器楽しみにしていたけど、俺なんかより、もっと強い人に、世界で活躍できる人に作ってあげてね。

  

  お祖母ちゃんみたいに優しくしてくれて、ありがとう…。)


 ヒロとスズの家の前…。


 (初めて出会ったのは、エルと一緒に買物に行った時、この家の前を通ったのがきっかけだったかな…。ヒロがエルミナに顔を赤くしながら、うるさいくらい話し掛けていたな。そしてスズに怒られていたね…。

  

  スズとヒロのお父さん…師匠には、刀術を教えてもらったね。初めは断られたけど、必死になってお願いしたら稽古つけてくれた。頑張って修行して最後は奥伝まで貰って嬉しかったな…。俺のお父さんみたいな存在だった…。

  

  ヒロは、いつも馬鹿だったな…。

  本当は皆を明るくしようと頑張っているのが分かってたから、俺はヒロにだけは冗談を言えた。何故ナンパを始めたのはよく分からなかったけど、あれも中々楽しかったな…。

  手の掛かる弟かな?ヒロが兄貴なのは絶対に嫌だ…なんてね。

 

  スズは、真面目な子だったね…。

  ヒロがバカしてると直ぐに注意したり、攻撃したりしていた。エルともすぐ仲良くなったし、俺にも兄と言って慕ってくれた。俺達と一緒に戦いたくて、かなり頑張って稽古もしていたな…。いつも俺の元気無いと励ましてくれた。

  最後まで側に居てくれると言ってくれた。あの時はとても嬉しかった…。


 本当は、みんな皇族だったんだね…。

 こんな俺をずっと家族扱いしてくれて、ありがとう…。)


 オボルの街で、今まで過ごして来た所を巡っていくカイン。

 色々な思い出を作ってくれた皆に、感謝しながらずっと街を歩いて行く…。

 そして、オボルの門が見えて来た。

 

 (エルはずっと一緒に居てくれたね…。

  

  寝ている時も。

  食事している時も。

  勉強している時も。

  風呂に入る時も。

  常にエルが側にいてくれた。

  

  俺が一人で鍛錬している時も、側でずっと見守っていてくれた。エルが見守っていてくれたおかげで鍛錬も頑張る事が出来た。

  側にいてくれるだけで俺は嬉しかった。


  だから俺は、ずっと側にいてくれるエルを幸せにしてあげたかった。

 

  俺がエルを守らないと、

  俺が幸せにしてあげないと、

  他に誰がエルを幸せにしてあげられるんだ。

  エルを幸せに出来るのは、俺だけだと思っていた…。


  でも、今は俺じゃなくてもエルを幸せにしてあげられる。

  逆に、俺では幸せにしてあげられなくなった。

  魔法も使えない。

  闘技も使えない。

  エレメントも使えない無能者……。


  この世界では無能者は蔑まれる。

  エレメントが使えるのは、世界に愛されている証と言われているからね。

  だから、エレメントが使えない無能者は、世界に愛されていない者、世界の汚物であると言われる。


  俺はそんな無能者一人だ。無能者でも受け入れてくれる人は居る。だけど、大半の人が無能者は世界のゴミだと思っている。

  貴族や王族など地位のある、強力なエレメントを持つ者は余計に無能者を排除しようとするだろう。

  俺の事を大切にしてくれる人の為にも、俺はそんな人達から離れないといけない。

  大切な人達に迷惑かけたくない…。

  

  エルは優しいから受け入れてくれるだろう。

  そんな優しいエルには、絶対に迷惑をかけられない。

  俺ではエルの隣に居るのは相応しくない。

  今度からは、エルに相応しい人の側で、その人の事を見守って欲しい。

  エルと一緒に歩んで行ける人を見付けて、その人とずっと一緒に過ごして欲しい。

  

  エルの幸せ。それだけを俺は願っています。

  俺の事は忘れて、お幸せに…

  今までずっと俺の側にいてくれて、ありがとう…。

  さようなら…。      

               カインより)


 


 カインは、今までお世話になった大切な人達にメッセージを残して、オボルの街を去って行った。

閑話や人物紹介を挟んで2章になります。


読んで頂きありがとうございました。

感想と評価もよろしくお願いします(b`-ω-´)b

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