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86話 姫咲さんと工場

(あまね)ー、工場の煙突から黒い煙がモクモク出てってるなー」


「ええ、そうですね姫咲さん」


「あの煙って空に、そして地球にとっても悪いらしいなー、どうしてあんなに悪い煙を出すんだろうなー」


「仕事の関係上、仕方ないんでしょうね」


「いや! やっぱり悪いものは悪いと思うんだ! と言うわけで今から抗議してくる!」


「……抗議って、工場の偉い人に話するんですか?」


「いや! それじゃあ回りくどい! 私が煙に直接言ってきてやろう! とおっ!」


「……ナントカと煙は高い所が好きと言いますが、まさか空の覇権争いまで始めるとは」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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