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85話 姫咲さんとハサミ

(あまね)ー、このハサミ、錆びちゃって使えないぞー」


「ああ、これはダメですね姫咲さん、でも姫咲さんならコレ磨いで使えるように出来たりしません?」


「磨ぐー? 私、そんなのやったことないよー。あれ、磨ぎ石とか道具必要なんだろ?」


「いやなんか姫咲さんのパワーとテクニックなら素手で出来ないかなー、と」


「んんー? どれどれ……」


「……おお、ホントに素手で刃物磨いでしまうんですね姫咲さん」


「私もビックリだ。いやー凄いなあ私! それと気がついた普も凄いなあ!」


「ナントカとハサミは使いようと言いますので」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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