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72話 姫咲さんと魚釣り

(あまね)ー、釣糸垂らせどお魚全然かからないぞー」


「釣りなんてそんなもんですよ姫咲さん、気長に待ちましょう。って僕もそんなに魚釣りにはくわしくないですけど」


「いやもう『釣る』んじゃなくて『獲り』にいけばいいと思う!」


「……今の季節、直接水の中に入るんですか?」


「そんなことしないよ。ほら、あそこに魚いるだろ?」


「水が濁っていて全然わかりませんが」


「いるんだよ。そこにこうやって小石をぶつける。えいっ!」


「……浮かんできましたね、魚。お見事です」


「じゃあ手頃な小石もう10個ほどと網準備してちょ。10匹くらい獲るから」


「風流な楽しみの予定だったのですが」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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