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42話 姫咲さんと猫耳

「にゃーにゃー! (あまね)! どう? 可愛い?」


「猫耳ですか姫咲さん。どうしたんです? それ」


「デパートで見かけて、衝動買いしちゃった! それでどう?」


「ええ、とっても可愛いですよ姫咲さん」


「へっへっへ! ならば良し! よーし今日は猫になりきるぞー」


「ふふっ! それで、どうなりきるのですか?」


「まずは猫の行動経路からなぞるかな! とう!」


「ああ、そんな塀の上までひとっ跳びで……確かになりきれるのは貴女くらいですね」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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