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30話 姫咲さんと魔法のランプ

(あまね)ー! 古びたランプ拾ったぞー!」


「へぇ、こすったら願いを叶えてくれる魔神でも出てくるんじゃないですか? 姫咲さん」


「よし! こすってみよう!」


「……」


「……」 


「何も出ないよ?」


「何もでませんね」


「じゃあいい加減な事言った普が私の願い叶えなさい!」


「どういう理屈ですか」


「いいからいいから! 一つ目! 私を膝枕しなさい!」


「はいはい」


「二つ目! 頭ナデナデしなさい!」


「はいよしよし」


「三つ目! 私の溜まった課題手伝いなさい!」


「それが全ての目的ですね、姫咲さん」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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