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296話 姫咲さんと四天王
「普ー、漫画とかゲームとかで『四天王』ってよくいるじゃん」
「いますね姫咲さん、それがどうしました?」
「私、ああいう数字の入った幹部集団という設定が大好きなんだ!」
「厨二心がくすぐられるとうヤツですかね」
「と言うわけで『優里香ちゃん四天王』を結成しようと思う!」
「それはそれは」
「一人は普ね! 四天王最強の座をあげよう!」
「はい、ありがとうございます。それで残りの3人は?」
「え? えーっと、誰がいいかな?」
「この物語的に、人数を揃えることがまず不可能でしょうね」