１話15秒で楽しめる新感覚web小説“学園一の変人美少女『姫咲さん』に告られた！”

157話 姫咲さんと遭難

「普(あまね)ー……ごめんよー……」

「謝るのは後です。今は無事この雪山から帰還する事だけを考えましょう姫咲さん」

「うーん……そう、だね。じゃあとりあえずは穴掘って寒さ凌ごうか。えい！」

「パンチで穴が空きましたね。お見事です姫咲さん」

「次は手擦って火を起こすよー」

「これで暖かさを確保しつつ、何故かここにある熊肉を調理出来ますね姫咲さん」

「後はなんかさっき綺麗な人から相手を凍らせる技教わったから、風邪引いてもそれで頭冷やせるよー」

「それは周りの雪で充分ですよ姫咲さん」