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11話 姫咲さんとお勉強

(あまね)ー! 勉強教えてちょ!」


「……僕の成績は平均程度ですよ、姫咲さん」


「いいじゃん! 私学年ほぼ最下位なんだからさー! 補習になったら連休つぶれちゃうよー!」


「尚更、教えることが上手な人に聞いたほうが良いと思いますが」


「普に教えてほしいんだよー! ほら! 『口実つくってその実、結局一緒にいたいだけ』っていうのも萌えるだろ?」


「その一言がなければ」


「分かればよろしい! 補習避けれたらちゅーしてやろう! 頑張って教えろよ!?」


「大声でそんなこと言わないで下さい」


「んん~? なんだ? 照れくさいのかね普君?」


「ええ」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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