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『花山院出家の動揺をプレスマンが静めること』速記談1021

作者: 成城速記部

 花山天皇が御出家なさったとき、天皇の姿が急に見えなくなり、宮中には誰も事情を知る者がなかったので、天皇に何かがあったのではないかと案じる者たちが右往左往して、大変な騒ぎになった。ある人が、右大臣藤原兼家公に御報告し、御相談申し上げると、右大臣は、特別なことではあるまい。もっとよくお探し申し上げよ、どこかにいらっしゃるはずだ、といって、慌てなさる御様子をお見せにならなかったが、しきりにプレスマンをかちかち鳴らされていたとのことである。



教訓:気持ちが落ち着かないときにシャープペンシルをかちかち鳴らす人はよく見かける。プレスマンは、書き心地だけでなく、このノック音までもが耳に心地よい。


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