南国旅行
芽衣ちゃんの学校も冬休みに入った。
「ご主人様~、もうすぐ芽衣ちゃんの学校も冬休みに入りますしぃ、旅行にいきませんかぁ。ハワイとか~、グアムとか~。」
「あの~友里さんや、魔王探しはどうするのかね?」
「旦那様、魔王がこの国にいるとは限りませんよ。」
「あなたもですか…」
というわけで、パスポートの手配と旅行の手はずをととのへ、俺たちは南国へ向かった。
ちなみに、友里・英里はパスポートが取得できないので透明になって飛行機に乗った。
ファーストクラスとは言え、俺の席に3人は狭くないですかね?透明になってても重さとやわらかい何かは感じるんですけど。
「あ、ダメだよ触っちゃ。」
それに2人とも飛べるんだから飛行機乗らなくてもいいじゃん。
「きゃーーー」
波打ち際で戯れる、友里・英里・芽衣ちゃん。
友里は攻撃的で何かと何かがこぼれ落ちそうなハイレグワンピース。
英里はスレンダーな中にうっすら透けた膨らみを感じる白ビキニ。えっ、透けてませんか?透けてますよね?
芽衣ちゃんはなんとスクール水着だ。その水着、ちょっと大きくなり始めた芽衣ちゃんには小さくないですか?
ロリ属性はないはずなのにリビドーが高まる俺は、胸元ががっつりあいたワンピースに身を包み、それを上着を羽織って隠す麻衣ちゃんとビーチパラソルの下だ。
「芽衣ったら、みんなが水着買ってあげるって言ってるのに、この方がたかちゃん喜ぶかもって買わなかったのよ。」
「いや、俺、そういう属性ないはず…」
「うふふ。説得力ないわよ。」と俺のそこを見る麻衣ちゃん。
「麻衣ちゃんも、もうちょっとその水着姿見せてもらえませんか?」
「だ~め。お肌の曲がり角を過ぎると日焼けは大敵なの。だから、あ・と・で♡」
「たかしお兄ちゃん、ビーチバレーやろっ」
俺・芽衣ちゃんペア vs.友里・英里ペアでビーチバレーが始まった。
いい眺めだなぁ。友里・英里二人とも揺れ方は違うが間違いなく揺れてる。はみ出そうではみ出ない。
あ、友里が転んだ。英里が砂をかけて追い打ちをかける。芽衣ちゃん大爆笑。
もちろん、結果は友里・英里ペアの完勝でした。
「あの~、お二人とも飛べるの反則じゃないですかね?」
「飛ばねえ豚は~ただの豚だぁ(笑)」
「ずるい~!(笑)」
南国の日差しに照らされて、俺たちは休暇を十二分に楽しんだ。
あれ、休暇だったっけ?何か忘れてる。
あ、ホテルのみなさん、ごめんなさい。
ベッドをびっちょびちょのぐちゃぐちゃにしちゃって。