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地球と分子に挟まれて  作者: 半ノ木ゆか
第2章 生物圏
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(1)「個体群」とも訳されますが、訳語としてふさわしくないと考え採用しませんでした。population という言葉に「個体」を意味する部分が含まれていないからです。


(2) 生物機構せいぶつきこう (biological organization) という表現もよく見かけます。また、日本語の「階層」という言葉は、その構造全体 (hierarchy) を指すこともあれば、構造を成り立たせているそれぞれの段階 (level) を指すこともあるので、注意が必要です。この参考書では、前者を「階層」、後者を「層」と訳し分けています。


(3) 小さな違いに思うかもしれませんが、「子を作れること」と「子孫を残せること」は別物です。例えば、トラとヒョウは交尾して子を作れますが、その子は早くに死んでしまったり、交尾しても孫が生れなかったりします。一代限りで血筋が途絶えては子孫を残したとは言えないので、普通、トラとヒョウは別の種と見なされています。


(4)「連生体」という訳語は中村 (1992) で使われています。「定数群体」とも訳されますが、訳語としてふさわしくないと考え採用しませんでした。coenobium という言葉に「定数」を意味する部分が含まれていないからです。

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