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地球と分子に挟まれて  作者: 半ノ木ゆか
第2章 生物圏
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2-1. 群集

◆生物圏◆


 宇宙から生き物を眺めてみましょう。


 暗い場所に青い玉が浮かんでいるのが見えるはずです。これが、私たちの住む地球ちきゆう (Earth) です。



挿絵(By みてみん)

▲図2-b: 地球の構造



 切口を見てみると、地球は大まかに気圏きけん (atmosphere)、水圏すいけん (hydrosphere)、地圏ちけん (geosphere) の3つの層に分れています。生き物が暮しているのは、この3つの層にまたがる、地球の表面の薄い膜のような部分です。この層を生物圏せいぶつけん (biosphere) といいます。



◆群集◆


 ある場所に暮している全ての生き物をまとめて、群集ぐんしゆう (community) と呼びます。


 群集に決まった大きさはありません。どこからどこまでを1つの群集と見なすかは、観察する人がおのおので決めるのです (石川 他 2010)。生物圏には、地球にある全て群集が含まれています。生物地理区せいぶつちりく (biogeographic realm) は、地球上をいくつかの領域に分けたものです。


 ヒトの体のなかにも群集はあります。例えば、腸の内側にはさまざまな細菌が暮らしています。この群集を腸内細菌叢ちようないさいきんそう (intestinal flora) といいます。

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