三日目ー昼ー
この城も大分、初日よりは発展したと思う。
だが、何分、ログインをしていなかったから、
何だろうか、とにかく、自分の国というものは、
雑草だらけになってしまった。
モンスターらしきものも、
そのせいか、勘違いして、
近づいて来てる、
いや、柵をはればいいと言う訳ではない。
名前を忘れてしまった戦士に語りかける。
「おい、君は……」
だが、戦士は私の名前を覚えている。
だから、厄介であるのだ。
リスト作ろうかな……。
だが、戦士である、
彼の名前はと、近づいて、
彼にタッチする。
もちろん、肩だ、彼処ではない、
いや、別に触ってはいけない規定はなくてな、
だが、触ればいいというものでもなくて、
倫理というものが、
すっかり身についてしまってな、
何だろうか、あれのように、
いや、いい、企業戦士かそこら、
だが、子供じみた性質を持ってることは
あるから、厄介だ。
癇癪持ちのベートヴェンといった所だろうか、
とにかく、戦士に対して、
私は言った。
「おい、お前!」
ぶっきらぼうに行ってしまった。
久しぶりなせいか、
遠隔で仕事をしていたためか、
人と話したのはいつ以来だろうか、
ましてや、このゲームをやったのは
いつ頃だろうか、
フラグというものは決定権もなければ、
拘束力もない、
厄介なものである。
読みづらい?
いや、読みやすければどうということはないが、
個性というものは厄介な癌のようなものでな、
「主人倒してきました!」
おぉ、いつの間にか、
目の前のモンスターはいなくなっていた。
まぁ、可愛いスライムのようなものだったが、
可愛いければ許されるような甘えた社会に
生きてきた私にとっては、
その辺の所は把握しているつもりだ。
とにかく、戦士は終われば、
私の所へとやってきて、
「次はどうしましょう」
と聞いてくる。
心なしか、親密度も上がったようだ、
恋人レベルまで上がったら、どうなるのだろう。
いや、その事はどうでもいい、
というより、親しくなってどうするんだって話だ。
むしろ、恋人レベルとは何なのだ、
まだ、その辺のシステムというものを
把握してはいないのだが、
せめて、仲間か恋人かの線引きを設定できる機能が
あって欲しい所だ。
「はぁ、疲れたな」
自分のしているゲームは、
自分の夢のなかで機能させているものだから、
長い時間プレイすると、
眠気というサインによって、
ログアウトさせているのらしい。
というのも、それは安全機能であり、
それがなければ、脳が電子レンジのような状態になって、
爆発してしまうような過去の過ちから初期生産機を開発した大手ゲーム会社(名前は控える)は潰れてしまった。
それから、法によって、規定され、ゲームの安全性のために、そのようなシステムが働くようになった。
だけど、何というか、
ゲームでも寝て、現実で起きる、現実で寝て、ゲームで起きる。
というのは、可笑しな時代になったものだ……。
「それじゃあ……私は寝る……よ」
そう言って、地面に豪快に倒れる、
私の領地に後日、大きな穴が開いてしまった。
人間一人ぐらいの大きさだ。
何というか、それはまぁ、シュールと言わずして何になるか。




