二日目―昼―
外のモンスターというかまぁなんというか
辺りは霧に覆われてなんだか、不気味に感じる。
試しに僕自ら、遠征に出掛けることにした。
僕は、歴史上の人物でいえば、征服王の子孫なのかもしれないと思ったが、顔立ちが平たい顔族であるためか、諦めた。
まぁそんなことを言っても仕方ないので、遠征に出掛ける前に
衛兵のソードディアスや、さらには他の町民のファリア、農民のタニアが総出で王様お気を付けて!と
初の遠征に向かう、僕を見送ってくれたのだ。
それがたまらなく、嬉しいというか、よし、頑張ろうという気にさせた。
今のところ、モンスターを倒していて、問題はない、しかし、
霧の先が見えないのを王国から、見るのと、間近で見るのとでは、全然違うのだ。
あぁ不安だなぁと内に思う不安を取り除くようにして、進んでゆく。
武器は剣ではなく、木の棒で原始人が使ってた感じのものと思ってくれてよい。
初期装備がこれだと心もとないが、まぁこれから、武器も作れるようになると羊の執事の陽明さんはこんなことをいっていることを思い出す。
しかし……
「ライフの減りが早すぎはしないか?」
今、戦ってるモンスターを前にして、ふと思う。
自分のHPは確か、100あったのが、今は50に減ってる、そして、モンスターのレベルは……
「レベル5、超能力者!!」
思わず、そんなことを言ってしまって、逃げ遅れたためか、緑のはたからみたら、道端に生えてるただの草であるように見えるが、モゾモゾと動いて、僕を攻撃するモンスターは
「つっ強い……ガクッ」
僕は逃げようとしたものの、もう既にライフはゼロになってしまっていたのであった。むっ無念……




