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こんな感じの会話をしています

「す、凄いです。まるで手足の一部みたいに使いやすいです。」

 双剣ルナレイクを振るうユーリはその抜群の利便性に驚いていた。鋭い斬れ味、魔物の血などは刀身に付かず払い落とされる。そして重さ、当初は軽すぎると思っていたがいざ振ってみると自分の体格にぴったりだということが判明する。今までの剣は剣自体の重さに少し振り回されていたのだ。それが無くなった今ユーリの俊敏性に磨きがかかっている。


「…ごくっ…(一度だけ使ってみようかな。)…チラッ…。」

 目の前には蜥蜴型の魔物が一体。グーちゃんの探知でも他に魔物は確認できない。ユーリはオウギに多用は止められている魔法剣としての機能を使いたくなる。チラリとオウギを見ればオウギも優しく微笑んでいる。


「…で、では!…えーと『ルナブレイク』‼︎。」

 心を読まれていたことに少し恥ずかしさを覚えながらルナレイクに魔力を込める。その時心の中にあった魔法を使ってみたいという年齢相応の思いが溢れて名前をつける。ユーリの無垢な思いを乗せた水の斬撃はしっかりと魔物を斬り裂いた。


「…やった!、Cランクの魔物でも真っ二つです!。…あ、でも…力が抜けてるのが分かります。…それにまだ使われてる。」

 ユーリはこの双剣の有用性を確認すると共にデメリットもしっかりと認知する。あまりにも性能が高すぎるこの武器。この武器に頼りきりなってしまわぬようにしないといけない。しっかりと自分自身の強さを高めなければ意味はない。


「…それがわかっていれば僕から言うことはないかな。その剣と一緒に強くなって欲しい。」

 ユーリが自分でそのことに気づいたことに成長を感じながらオウギが言う。過ぎた力は成長を抑制してしまう。オウギとしてはそれは避けたかったのだ。


「分かりました。オウギ様のお力になれるように頑張ります!。」


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『のぅ、カノンよ。お主は何故あの男と共におるのだ?。母に会いたいと思わんのか?。』


「私は母親のことなんて知らない。私の親はオウギだけ。あの人の暖かい魔力で私は生まれてきた。」


『…そうか、つまりお主らは親子というわけだな。』


「…義・理・の親娘!。そこを間違えないで!。」


『お、おぉ。わかった。やはりお主はお姉様に似ておるぞ。その怒気などそっくりじゃ。お姉様の発する怒気は周りの凡百な竜や、龍を震え上がらせたものだ。私も何度漏らしたことか。』


「強かったの?。」


『あぁ、強い。間違いなく今の龍王の中でも屈指だろう。雷を操る力を持ち広大な範囲を一瞬で破壊することが出来る。』


「碌でなしだったんだね。」


『そ、それは違う。お姉様は大変思いやりのある優しいお方だ。直接手を下すことも少ない。殆どは威圧だけでこと足りたからの。どちらかというと無謀にも挑んでくる愚か者を成敗するだけじゃった。』


「…ふーん、…でも私を放ったらかしにしてる。」


『それも何か考えがあってのことだと思うぞ。実際あのオウギという男は中々の逸材。底が知れぬ。英雄と呼ばれる者たちとどこか似た雰囲気を持っておる。』


「それは当然。何せ私の主人なのだから。いずれオウギにはドラゴンライダーになってもらう。ユーリとアネッサは…仕方ないから連れてってあげる。…私が1番にオウギと出会った。だからオウギの1番も私。」


『…そ、そうか。頑張るのだぞ。』


「だからさっさと人化出来る様にして。」

 ❇︎都合上カノンの言葉を変換しております。

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