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ひとひらの言の葉  作者: 乙葉
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通行人A

「君はまるで通行人のようだ」と

彼は言った。


「君が昨日どんな服を着ていたのか、

どんな表情をしていたのか、

どうしても思い出すことができないんだ」


存在していても、

それを意識することは出来ない。

理解していても、

それを記憶することは出来ない。


「いつでも、どんなときでも、

何かを忘れている気がするんだ」


こうやって話してる今も、

彼の記憶は消えていく。

止めることの出来ない忘却。


「君は…誰だ…?」


私のことを知らない顔。

物語が終わってしまった時。

彼の不思議そうな顔が、

確かな鋭さを持って心に突き刺さる。


あぁ、また、終わってしまった。


何度目なのかは分からない。

数えることなんて、

とっくにやめてしまった。

これはきっと、変えられないこと。

私には、どうしようも無いこと。

それでも、彼のことは諦めない。

この気持ちを、彼に伝えずには終われないから。


また、新しく始めよう。


彼と私の物語を。

小さな恋の物語を。


『初めまして』


さぁ、にっこり笑って手を出して。

ハッピーエンドはきっとすぐ近くだから。

初めての方は初めまして。他の作品からの方はお久しぶりです、乙葉ともうします。

ここに詩を乗せたのは初めてですが、普段は結構詩を書いていたりします。

そんな作者のお話はおいといて、

今回のお話は、すぐに忘れてしまう少年と、忘却する少年に恋をした少女のお話です。

通行人Aというタイトルは、存在はあるけれど、明確に意識しないもの、という意味でつけさせていただきました。

あまり多くを語ると想像が出来ないので、ここらで失礼させていただきます。

小説の方も応援よろしくお願いします。

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