BADでGOODな日
何気に前書きや後書きに割りと大事な話がさりげなく書いてある場合があるので飛ばしてる方はチェックしてみて下さいね
例えば今回の後書きにも地味に大事な話があるので…
この前書き自体読み飛ばしてる場合はどうしましょう…
学校の日…
今日は久々(でもない)に階段を転げ落ちた。
朝の絡みはこうだ
「またやっちゃったの〜?可愛いわねぇ」
「お姉ちゃんは私が守るから!」
「……ふん…」
母さんは放っておいて、七海と博樹が問題だ。
仮にも兄として妹に守られるというのはアレだ。
博樹に関しては…
いち早く誤解を解かねば!
あの素直で可愛い博樹を取り戻すのだ!
さて、それは置いといて朝飯が凄い事についてだ。
なんと朝飯がミス○という素晴ら…甘過ぎるという事だ。
2人は喜んでる様だが俺は違う
朝飯がミ○ドでは体力がもたないぞ?
母さんに他には?と聞くと○スドしか無いらしい
それしか無いのなら仕方無いな…
取り合えず食べてみよう
ぱくっ
「やっぱりおいし〜♪」
「「やっぱり?」」
「…くない!おいしくないぞ!?」
また恥をかいたなぁ…
とこんな絡みである
・・・・・・・・・・・・
唯斗と一緒に当校すると色々困る。
だって上級生からの目線がヤバイのだ
殺意というかなんと言うか
とにかくヤバイ、もし殺意ビームが物質化したらこの華奢な体なんて容易く貫かれる勢いだ。
俺は唯斗からそーっと離れていった。
唯斗はモンハンの武勇伝とも言えない武勇伝(ラオに石ぶつけて倒したとか)をべらべらと語ってるし、気付かないと思う。
ザッザッザッ
あれ?離れてる筈なのに唯斗の足音が近くで…
「…だからよ〜ペイ玉とかキックでも倒した事あるんだぜ?今度はシェンガも殺るつもりだ、って響?どうした?」
「い、いやぁ何でも…。それよりもっと聞かせてくれよ」
「ほう、俺の武勇伝を聞き続けようとするまで歩くのが退屈か。…だったらおんぶしようか?」
「お、おんぶ!?」
やった!
…じゃなくて、今おんぶされたら俺の命が…
…それに恥ずかしいし
「え、遠慮しとくよ…ほら、周りの人が見るから…」
「それもそうだな」
魅力的…でもないおんぶを手放し、また武勇伝を始めた唯斗から離れようと再び右にずれたが、謎のホーミングで俺に寄ってくる。
小走りになっても唯斗の歩幅に追いつかれ(唯斗は俺の歩幅にあわせてゆっくり歩いてる)、逆にゆーっくり歩くと唯斗はかなりスローに歩いてた。
もはや無意識ではできねーよそれ
あーあ、先輩達に目つけられちゃったな…
ちょっと寂しいけど唯斗と当校すんのやめよーかな
そんな事を考えながら俺達は学校へ向かった
・・・・・・・・・・・・
「ま、またな唯斗」
「でさー、ゼニーが余って困るんだよなぁ〜。だから意味もなく護符と不死虫をかなり買ってさ〜やっと消えたと思ったらまた貯まるのなんのって(ry」
なんかついて来るし…
どーしよっか
それより奴のハンターライフはかなり充実してるようだな…
俺は下手だから武器とか作って回復薬を買ったらそれで終わりだ。
金の貯め方でも教えてもらおうかな…
結局教室までついて来たが、俺は教室へは入らず女子トイレへ向かった。
まだまだ女子トイレへの抵抗はあるがこう言うイタズラだと向かう足も軽い
ははは、なんでだろなぁ
そしてトイレへ辿りついた。
そもそもトイレの入り口にはドアが無い。
俺は唯斗の後ろへ回り込み、思いっきり押した。
「えいっ!」
「(武勇伝中…)」
な、何!?まだ気付かないのか?
これはもうアホの領域だぞ
…ううう、アホに構ってたら急に尿意が
「唯斗は出てろよ!いろいろとヤバイからっ!」
「(ティガとの思い出話中…)」
「お、俺しーらねっ!」
俺はダッシュで駆け込みドアを閉めた。
ん?人影が…
「(ティガの弱点について話中)」
「ってお前かよ!」
あわわわ!?尿意がっ!尿意がすぐそこにっ!
「ゆ、唯斗、唯斗〜!」
ぐらぐらぐらぐら
俺は唯斗を精一杯揺らした
あと何となく声は小さくした。
(響さんだけ小声入ります)
「……ってあれ?響どうした?まさか俺の武勇伝を聞いて嫉妬か?」
「ちげぇよ!唯斗、お前本当にバカだな!ここは何処だか分かるか?」
「…?んー…。げっ」
唯斗は顔を青くして俺を向いた。
(こっからは2人共小声です)
「なんで俺は女子便に?」
「お前がついて来たんだろうが!」
「マジかよ…」
「それより俺はさっきから尿意がヤバい。よってお前は直ちにここから出ていけ!」
「そうさせてもら…ん?」
ガタガタガタッ
「どーした唯斗?」
「あ、か、な…」
「はぁぁぁぁ…」
どうしよう…
フォースを装備してない俺の膀胱では一時的緊急停止が出来ないと思う。
(「一時的緊急停止」とはフォースの力をフルに使い、尿を一時的に止める荒業です。ちなみに尿検査の時に使える便利な技です)
「う〜…もうっ無理っ!」
取り合えず俺はパンツを脱いで便座へシッダン。
「……!!!!」
やべっ唯斗が見やがった
「あっち向けバカ唯斗!」
唯斗はサッとドアに体を向けた。
「絶景でした(ぼそっ)」
なんて言ってるかは聞き取れなかった
「ぜ、絶対にこっちみんなよ?!」
「えー」
「見たら死刑だ!警察へ訴えて死刑にしてもらう!」
「エデンが…」
…………。
……………………。
………………。
き、来た!
「んぁ、ふ…」
ショロロロロ
情けない声と共に尿が出る
…数秒して尿は止まる。
さて、拭かないと…
「あぅぅぅぅぅん…」
なっなんだ!?
何もしてないのに声が…
スリ、スリ(響さんがエデンを紙で拭く音)
んっ?既に乾いてる?一体なんで?
「ふっ、俺は響の母さんから秘伝書を貰い、その技を応用しただけだ」
「母さんの秘伝書?」
そう言えば母さんは前に凄い技を使って来たな。
「ま、まさかお前が?」
「大丈夫だ、あの技は精神を研ぎ澄ます為に目を閉じるから見えてない」
「こ……ここ、この野郎っ……」
恥ずかしくて段々顔が熱くなる。
俺は同性であろうと他人のフォースを見んのは恥ずかしいし、見られんのも嫌だ。今はフォースじゃないんだがな…。
俺はサッとパンツを履いて唯斗を殴った
「ていやっ」バシッ
「あべしっ」
ふふ、今回は鼻パンだからいつもより効いた筈だ
唯斗は響の鼻パンに凄く痛そうな素振りを見せたが、やっぱり痛くなかったらしい。
赤ちゃんパンチより弱いかと思ったくらい滅茶苦茶弱かったらしい
・・・・・・・・・・・・
朝の事を覗けば今日は超良い日だった。
だってさ、この前まで(唯斗以外)誰も声を掛けてくれなかったのに今日は沢山の人が話してくれた。
唯斗がこの前の事がどうとかクラスのみんなに話していだが何の事かさっぱりだ…。(と言うか教室までついてきた理由ってこれ?)
(響さんは「この前の事」を忘れています。ほら、ちっちゃい子って無意識に泣くでしょ?「響さんの体」が「響さんの精神」と共鳴とか色々してこうなったんだ、と作者は思います…はい。まぁ色々あって忘れたんですよ…)
友達も出来て素晴らしい日になると思ったら大間違い
そう、問題は学校だけでなく家にもあるのだ。
七海は多分大丈夫
博樹は、…うわーん!お兄ちゃんは悲しいぞー!
そして最強にして災厄
魔王美代太郎が一番やばい
だが、博樹を味方につける事が出来れば今より俺の平和度が上昇するかもしれない
樹の誤解を解きもとの関係へ戻す戦いが始まった
さて、この物語は今ある問題を抱えています。
最終エンディングはもうあります(頭の中に)
しかしこの物語の構成に迷ってます。
2人がどのタイミングでくっつくかです。
1年か、2年か、3年か…
これだけでも話数は変わりますよね。
あまりグダらない内に切り上げたいのですが、あまり早すぎるとフラグ不足だったりするので調節が…
ちなみに3年まで話は続きますが、くっついたら物凄いスピードで話が進みます。
ほら、仮にも恋愛モノなので恋人になるまでのエピソードを楽しむのが一般的で、アフターなど要らないのです。
ついでにこの作者にアフターを詳しくやれって言ったらRー18タグが付いてしまうので…
はぁはぁ…妄想が…
結論的にはこの物語は短期終結?ですね
つまりサッサと終わります。
作者の願いは
「薄く延ばした」作品より「凝縮☆濃厚」な作品になる事です
処女作なんでそもそも薄い作品になる可能性もあるのですが…
と長々と話してしまいましたね。
ここまで読んでくれてありがとう。
またの機会に…