俺達の戦い(夏)は始まったばかりだ!
遅れまくりですね…
ロリを補充してきましたが、効果はいまひとつの様です▼
ロリを見てもhshsしたり幼女天使だワッチョイワッチョイって感じでした…えへへぇ…
今回はプール回に見せかけてプール回ではありません
多分次辺りか番外編ですね…(ストックが無いと次回予告も出来ない訳で…でも今まで次回予告なんてしてない訳で…)
「…で、どんな水着買ったの?」
「う〜んそれは…母のみぞ知ると言うか…」
…結局、あの後母さんに全部任せて寝てしまった俺
クーラーのきいた車の中はとても寝心地が良かった
夢の中では2人の美少女がキヤッキャキヤッキャと楽しそうにしていて、コチラも甘い声が出てしまうくらい気分の良い夢だった
ってアレ?なんで甘い声なんて出てたんだろう
「まぁ、色くらいしか分かんないんだけどね」
「うんうん、何色?」
「黒だけど?」
「く、黒ぉ?」
「うん、スク水も黒に近いから大丈夫かなぁって」
「(黒って…只でさえ白くて綺麗な肌の響ちゃんが黒い水着なんて着たら身長関係無く女優さんになれちゃうわ)」
「何時間目だっけ体育」
「4時間目よ」
「体育の後のご飯かぁ、なんか疲れてめ…、ご飯く…、食べられるかなぁ…」
ヤバいヤバい…
危うくメシとか食うとか言っちゃう所だったよ
女の子逹の前では紳士
紳士モードだよ
「大丈夫よ、『わたしたち』は」
「いやぁ、体力落ちちゃってるから厳しいかも…」
「4時間目が楽しみね♪」
「うん」
さて、寝てたからあっという間に4時間目になった
眠りによる時間超越…
流石!
そして水泳の時間だが、波頼のプールは室内プールだという
元々波頼に来れるなんて微塵も感じて無かったので波頼の事はなーんにも調べてない
春休みの間もだらだら過ごしてるだけで一切調べなかった
面倒だし!(キリリリリリソリリッ
室内プールって嫌いなんだよなぁ…
エリート高校らしいっちゃらしいけどさ
外のプールがカラッとしているなら室内プールはモワッてしてるんだもん
そして今は更衣室へ向かっている
更衣室はプールの所にあるらしく、先生の監視の下だから安心だと言う
馬鹿か、紳士の力を舐めてもらっちやいけねえ
地を掘り、天井を破り、覗き穴を確保し、しまいにはカメラ設置までするんだぞ!?
例え顔が好みで無くても夢やロマンの為なら顔など飾り
真の目的はその体!
男は馬鹿だの何だのと言われ続けているが、気合と根性とノリとしょうもない事をする時だけのチームワークはどんなサッカーチームや野球チームにも負けはしないのだ!
先生方は俺達が怒られるのを恐れるとでも思ってるのか
男を動かす動力は何か
エネルギーか、メシか、ぶどう味のガムか!
答えは否
男を動かす動力とは
夢やロマンだ!
そこに乳があるのなら
そこに絶対領域があるのなら
男逹は全力で拝みに逝くだろう…
そして今は俺がされる側
今考えると俺達って相当酷い事してたんだな
体のあちこちを舐める様に見られるのって凄く不快な気持ちになるらしい(三島さん論)
ま、この学校の壁とかってナノダイヤが入ったなんたらかんたらだから物凄くかったいらしい
格闘家も涙目の仕様で、とてもじゃないけど床に穴を開けるなんて出来ない
(プール授業とはいえ体育なので、今はみんなジャージです)
「よし、全員集まったみたいだな!」
と元気な声で挨拶を始めるのは保健体育担当の武田先生
かなりガタイの良い細マッチョな先生で、水泳とか全力で泳ぐとヤバそうなオーラを出している
「早速だが着替えて来い!見学者は早く名乗りでる様に」
この先生は前振りみたいなのが短くて助かる
お陰で授業がサクサク進むんだよな
そして女子も男子もスッと立ち上がる
みんなやる気まんまんだね
俺も気合入れねーとな!
そして俺はスッと立ち上がり、プールサイドを全力で走りだし、女子を追い越し更衣室へ入った
「おひょっ!?響ちゃん!?」
「あ、藤崎だ」
「な、なななな何で響ちゃんがここに!?」
「じー……」
「響ちゃん?」
「じー………」
「おほぉ…お、女の子に俺のピーピーバッキュンキュンをまじまじと見られてる…」
ぴくんぴくん…
「…なんか悔しい」
「え?響ちゃんは被ってないのは嫌いかい?」
「こんにゃろー!!」
畜生!畜生!俺は包○だったんだよ!!
周りのみんなは
『ピーってダッセーよなwwwなぁK君w』
『お、俺はちげーし!?響はもちろん終わってるよな?』
『あ、あたぼうよ!ピーなんてダッセーダッセー!(うわぁ…どうしよう…怖くてやってないとか言えねえ…死んでも言えねえ…)』
ま、まぁ焦りと迫りに襲われた男の時代はもう来ないかも知れん訳だが
虚しいものがあるな
…あれ?
今は女で藤崎は男
ここは更衣室…
そこへ高橋が入って来た
「ねっみーなぁ…。…あれ?明治?ここは男子の更いs」
「色々すんませんしたー」
藤崎とかに色々と申し訳無い…
確かに俺みたいな幼女に色々と見つめられたら藤崎のフルフルが色々と大変な事になっても仕方無い
以後気を付けよう…
更衣室を出ると人は余り居なかった
女子の何人かが端っこで体育座りしているだけだ
そして俺は女子更衣室へ足を歩めた
「う、うむむ…」
改めてみるとかなり抵抗があるな…
背景に『ゴゴゴゴゴゴ』とか付いてるよ絶対
もしかしてさっき男子更衣室に入ってしまったのは無意識の現実逃避だったのかもな…
「仕方無い、パパッと着替えて出ればいいんだ!」
ガチャッ
「あれ?」
更衣室の中には三島さんを含む数人しか居なかった
「あら、響ちゃん何処へ行ってたの?」
「あ、いやちょっと男子更衣室へ行ってて…、そう言えばみんなは?」
「魔境(男子更衣室)に!?響ちゃん、それは女の子として良くないよ!いやそれ以前だわ!…何もされなかった?」
「特に何もされてないけど藤崎が着替え中で藤崎のダイナソーブレイドが見えた」
「な、何っですってぇー!?」
「ブレードがファイナルベントモードに移行したから殴ったよ」
「そう、それなら…いや、良くないけれども…藤崎がちょっと可哀想だけども…響ちゃんが何ともなければそんな奴どうでも良いわ」
ひ、ひでぇ…
「それで他の人は?」
「え?ああ、まぁ色々とあるのよ」
「ふーん」
女性には色々あると母さんから聞いた事があったから詳しくは聞かない事にした
男にも色々とあるんだがなぁ…
俺の事情叱り藤崎のピー叱り…
「じゃあカカッと着替えますか…」
「……(可愛いわぁ…藤崎のピーを見つめる響ちゃんが顔を真っ赤にしながら藤崎を殴る図を想像しただけで頭が幸せにぃ…)」
俺は水泳用のバックみたいなヤツから母さんが買った黒い水着を取り出した
「うんうん、黒はカッコいいよなぁ♪」
水着よりも色で満足する俺
…変じゃないよね?
…さて、着替える訳だが、周りには女子、女子、女子
異性が見てるかも知れない状況で着替えるのは流石に男としてキツイ
だが、『俺のブレードは包○』と言う事実を知られない為に編み出した高速着替えを使うしかないな
こうタオルをパーっと巻いてサッとパンツ脱いでサッと水着を履く技だ
(高速着替えの説明は結構割愛してます。長いし分かり辛いから仕方無いです…)
スク水じゃなくて良かったよ…
この学校は水着に関してはいかがわしくない水着なら何でもOKらしい
お陰で上下タイプの水着だから以前の技が使える
「よぉし」
ササッ(タオルを巻く音)
ススー(ズボンを脱ぐ音)
シュルッ、ドン!(パンツを脱ごうとしてバランスを崩して倒れる音)
「いたたたた…」
「大丈夫!?」
今の音に反応したのかで三島さん達がやって来た
来た?
「あ、来ちゃダメ!」
あわわわわ…
いつの間にかタオルも外れてパンツも半脱ぎ常態
上は来てるから良いものの、両手は床に付けている為に下を隠す物が無い
「あら?響ちゃんのお大事さんが…」
ううう…///
「…じー」
「み、見ないでよ…」
「…じー」
「ううう…」
今なら藤崎の気持ちが分かる…
後で謝っとこう…
「生えて…無いのね…」
なんという屈辱…
いや、三島さんになら屈辱ではないかも…
でも…
「見ちゃいやぁ…」
不思議とそんな声が出た
その瞬間、三島とその周りの女子に電流走る
「「(……!!!!?)」」
普段は容姿に似合わない言動ばかりで、そのギャップがまた可愛い、と最早1学年内全員に思われている響が、滅多に吐かない弱音?を吐いたのだ
その破壊力と言ったら、小中学生の夏休みなどでの定番の宿題『読書感想文』の紙に全て「可愛い」で埋め尽くしたくなる程だ
「「か、かわかわかわかわかわかわ」」
「み、みんな…?」
もっとイジめてやりたい、と言う衝動に駆られた三島は響の***に息を吹き掛けた
「ふぅっ」
「ふあぁぁぁ」
何やってんのみんな!?
くすぐったいよ!
…と言いたいのに、口から出てくるのは甘い声
「「ふー」」
「あああぅ…」
「「(な、舐めてぇぇぇぇ!!吸いてぇぇぇ!触りてぇぇぇぇ!!)」」
「はぁ、はぁ…」
俺は頑張って体勢を変え、みんなにお尻を向ける形となった
「もう…ふざけるのは止めて着替えよ?はぁ…はぁ…」
「「(なんて可愛らしいお尻!?色々したい!色々したいよぉ!)」」
スリスリ
「ひゃあ!?」
みんなが俺の尻を撫でたりスリスリしたり舐めたりしている
てか舐めんな!
「柔らかぁい♪」
「なんか良い匂いがするぅ♪」
「甘い味がする気が…」
「み、みんな止めてっ…ふあぁぁぁ!?」
それは響がぐったりするまで続いた
「あれ?響ちゃんが目を瞑りながら反応しなくなっちゃったよ?」
「ヤバイヤバイ!私達やり過ぎた!?」
「いくら可愛いからってこれはやり過ぎたわね…」
「「響ちゃん…南無…」」
・・・・・・・・・・・・
「うーん…」
「おお、起きたのか明治」
「う?ん〜?」
起きた?どういう事だろ
「…武田先生?」
「ああ、記憶が曖昧なのか。確かに俺は武田だ」
何か嫌な予感が…
「俺、学校で1日を過ごしてしまったのでしょうか」
「え?どうしてそうなる。お前が寝ていた…否、気絶していたのは10分くらいだ。それに、夜でも監視の先生はいるから学校で1日を過ごす事は無いだろう」
良かった…
それにしても
「気絶ってどういう事ですか?」
「ああ、お前が着替え中にフラッと倒れてしまったらしくてな、三島達が運んで来てくれたんだ。風邪ひかない様にってタオルも渡してくれてな。後で礼でもしとくんだぞ?」
「え?あ、はい…」
うーん…気絶かぁ
なーんか違う気がする
「運ばれてきた時のお前は息が上がっていてな、体も火照っていて熱かと思ったんだがすぐ治ったみたいでよかった」
何かがおかしい…
だがしかし、それより大事な事があった
「俺、戻れますかね?」
「男にか?」
「…武田先生も知ってるんですね」
「ああ、教師はみんな知ってるぞ」
「へぇ、俺ってそんなに有名なんですか?」
「まぁ見た目も目立つしな」
「そ、そんなに目立つんですか?」
「その背でウチの制服を着ている上に髪も白いからなぁ、目立たない方がおかしい」
「…そ、そうっすよね。…あと、戻って良いって言うのは違うんですよ」
「え?じゃあなんだ?」
俺が武田先生に聞きたかったのは男に戻れるかどうかではない
「プールに復帰出来ますか?って事です」
「え?あ、ああ…特に熱も無かったし大丈夫だとは思うが、教師としてはあまりアレだな」
「でも、良いんですよね」
「無理はするなよ」
それを聞いた俺はガバッとタオルを取り、取り合えずたたんで
「ヒャッホォォォォイ!」
プールサイドを駆けて
「あ、こら!せめて運動しr」
ばしゃん!
「わ!?響ちゃん!?」
「危ないぞ、明治」
「あはははは!俺、復活だぜ!」
楽しい夏の一歩を踏み出した
「まったく…(竹田先生の言う通りだな。あの子、見た目は女の子そのものなのに…)」