表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
響さんの日常  作者: ZEXAS
彼氏彼女になるまで
11/91

俺の友達

不定期とはいえ一週間を過ぎちゃいましたね…


…良ければ言い訳を聞いて下さい


簡単に言うと…

「充電器無くしました」

はい…馬鹿です…。


無くしたと言うよりはイトコの家に置いてきました

どっちにしろ馬鹿です


コンビニの電池を使う充電器で今は生きてます

オキシライトだから多分2年持ちます



季節はまだ5月手前

そして5月にはスポーツ祭的なモノが待ち構えている為、そろそろ練習が始まっていた。


部活に入っているメンバーは皆アピールの為人一倍練習していた。


響も唯斗も部活には入っていないので気楽に登校していた。



「部活やってる連中は大変だなぁ〜(笑)」


「俺達帰宅部は楽でいいよなぁ〜(笑)」


「響はなんで部活に入らなかったんだ?」


「いやぁ今更だけど女子と部活ってなると色々問題が出てくるんだよね」


「体育の時と変わらん気がするが?」


「体育の時はみんなササッと着替えるから多少は大丈夫なんだけどさ。俺は眼を瞑りながらでも着替えられるし」


「ほうほう(瞑ってる間にナニかされてないかなぁ)」


「それでよく擽られるんだよなぁ…あちこち」


アレはヤバいわ。マジでヤバい…


「眼を瞑ってる幼女にイタズラしたくなるのは仕方無いんじゃないか?」


「そ、そうなのか(まさか唯斗も…?)」


「そんで部活に入るともっと擽られると思ったのか」


「ん、ああ。擽られる度に変な声が出て嫌なんだよなぁ…」


「…(うぉぉぉぉぉ!)」


「唯斗はなんで部活に入らなかったんだ?」


「俺か?(響と一緒に登下校したかったなんて言えないぜよ)」


「俺はだな…。運動音痴でなぁ」


「馬鹿言うなよ」


「めんどいし?」


「お前スポーツ好きだろ?」


「うーん」


「(わくわく)」


「えーと」


「(わくわくてかてか)」


「そ、そのぉ…響とクラス違うし部活に入ったら一緒になれる時間って言ったら昼くらいになっちゃうじゃん?」


「!!?」


「ぁ、う、え〜…」


「響の事情を知ってる数少ない紳士としてだな…」


「うれs」


「ん?」


「あ、ありがとな」




・・・・・・・・・・・・




入学した頃じゃ考えられない…


ガララララ


「おーい、明治ー」


「響ちゃーん」


「お、おはよー」


友達って素晴らしい


「今日も満面の笑みだな」


「嫉妬するくらい可愛いわね…」


「よしてくれよ」


そう、俺には


「「ああああ!響ちゃんだーーー!!」」


「うわぁぁぁあ!?」


友達が居る!


「ちょ、ちょっとやめて〜〜〜!」


「うふふふふ!」


「わわわ、何処さわってんだよ!」


くすぐったくて、暑苦しいけど…

騒がしくて楽しい…


ちょっ…と…押すなよ……

あははは…あははは……


ガヤガヤ

ガヤガヤ


「って明治が気絶しちまったじゃんか」


「ちょっとみんな離れて」


響が教室に入って最初に声を掛けた高橋が響が気絶した事に気付き、三島が全員を離れさせる。


「保健室か?」


と高橋が言う


「この顔を見詰めるに一票」


ある男子(藤崎)が言う


「「賛成」」


「でもこのままじゃダメだと思うわ…」


三島が言う


「みんなで抱っこ祭は?」


と藤崎が


「素晴らしい案だけどここはみんなで人工呼吸でしょ!」


と…ある女子


「「大賛成!」」


「おし!合体して抱っこチュパペロ響ちゃん大感謝祭だ!」


と藤崎


「「なんだと!」」



「駄目よ!響ちゃんは私の物!じゃなくて…じゃなくないけど!」


「…先生が来るよ!?」


三島がそう言うとクラスメイトは諦めていった


取り合えず三島と高橋と藤崎は響を席に運んでいった

藤崎が響の胸を触ろうとしてたから三島と高橋は藤崎を思いっきり殴ったとか




・・・・・・・・・・・・




「なんだ、また明治は寝てるのか?」


「…寝てるとは違うんすけど〜…(汗)」


朝のHRまで机に突っ伏してる響を見て竹中はそう言った。

一時間目中ずーっと突っ伏してたのだから仕方無いかもしれない…


「おーい、明治〜」


「……………」


「明治ちゃーん」


竹中は響がちゃん付けされるのを拒むのを知ってて言った


「ぁ…ん…け………ぁ」


(訳 ちゃん付けするな)


「起きてんじゃん」


「……………」


「ひ、び、き、ちゃ〜ん」


「…んぁぉ…っ…ぁぉ…」


(訳 翻訳不可)


「違いますよ先生、女の子はこうやって起こすんですよ♪」


「ん?」


そう言って藤崎は響の銀色の長い髪を丁寧にどかし、白い首が見えて来たら制服をちょっと引っ張りそこに出来た空間目掛けて息を吹き掛けた。


「っ!」


一瞬だが響の銀の眉が動く


「何やってんだ藤崎」


「今のであの反応とは中々の感度の持ち主みたいだけど、我慢強いタイプでもあるみたいだね。そそるぜぇ〜」


「くすぐれば?」


「面白そうな案だな高橋。先生はイタズラみたいな事は結構好きだぞ」


「よっしゃ!一丁やりますか!」


「また藤崎がやるの?」


「へへへ、じゃあ今回は三島に譲るぜ!」


「ふふふ、任せなさい」


「愉快な奴だなお前ら」


「コレで起きなかったら次は高橋の番な」


「……ああ(…ラッキー)」


「ふふふふふふ…」


これから獲物を狩るという感じの目をした三島が響に近寄る


こちょこちょこちょ


「ひゃははははは!?」


こちょこちょこちょ


「あははははは!」



「「目を瞑ったまま笑う響ちゃんも可愛い!」」


「おめーらは勉強でもしてろ」


「「ぶつぶつぶつぶつ」」


こちょこちょ


「あははは、あっ」


三島の手が脇から脇腹へと進んだ


「あぅ、んんん…ぅぅ」



…………………。


うん?何だ…?

なんか体がふわふわする…


「コレでどうだっ」


「ひゃぅうう!?」


な、何だ!?

この声は三島さん?


「や、やめろよ三島さん」


「ふふふ…ふふふふ…」


「ひぃっ」


三島さんの両手が俺の『壁よりは柔らかい胸』を撫で回す

そして甘い声がでる。


「あぅ…やめろよ、やめ…て?やめて下さ…ぁんい!御願いですぅ!」


「はぅあ!」


何故か三島さんが崩れ落ちる


「やり過ぎじゃないか?華菜」


「素晴らしかったわ宏紀…。あんな可愛い娘初めて見たわ」


「み、三島さんの方が可愛いよ…」


俺がそう言った途端三島さんがスッと立ち上がり


「響ちゃん…貴女私を馬鹿にしてる?」


「え?」


「響ちゃんは私を馬鹿にしてるよね?」


何故に?


そして三島さんが俺に再び近付いて来る。


効果音を付けるなら

ゴゴゴゴゴゴゴ!って感じ


だって三島さんは俺より背高いんだもん…


「え、えっと…よく分からないけどごめんなさい!」


そして空気が余計にヤバくなる。

ホントによく分からない俺は冷や汗やら何やらでびちゃびちゃに違いない…


下手すりゃチビりそう



「あ、あのあの…俺はどうすれば?」


「あ、いやごめんなさい!マジでごめんなさい!」


「この私めが貴女様の様な可愛い方を馬鹿にする訳が…」


「もう!女は自分より可愛い娘に可愛いって言われても嬉しくないの!むしろ怒るわ!」



え?

う〜ん…

あーうーあー

えーおー


プシュゥゥゥゥ


「華菜、言い過ぎ」


「だ、だって」


「明治は混乱してる様だ」


「どうしよう」


みんなが困ってる中、竹中はこう響に言った


「男も自分よりイケメンな野郎にお前カッコイイなんて言われたら怒るだろ?」


「「先生、響ちゃん(明治さん)は女の子です」」


「ははは、見てみろ」


「「ん?」」


その時の響は『ああ、成る程』って顔をしていた。




先生の方を見たらニカッと笑ってウインクしながらグーサインを送ってくれた。


白く輝く歯が眩しい

竹中先生は最近は滅多に見ないスッゴいナイスな先生だな


俺もあんなカッコイイ大人になりたい


まぁ、今は無理だけど






今回は短いですね

もっと長かったのですが、これは充電切れで文字を打ってる時に…


はぁ


復元しようと頑張ったのですが、何故か軽量化に成功しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ