表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来変更 ~Change the future~  作者: 沌弩羅♂
第1章~弥生時代~
2/5

第2話~推理~

俺は、このなにもない時代、つまり、電気の使えない時代に来てしまった。

まあ、門番のおっちゃんにも頼まれたことだし、とりあえず卑弥呼について聞いてみっか。



「すいませーん。ちょ、そうそう君だよ。最近なにか、不思議な事とか困った事とかない?」

「ん~。特にありませんね。」

「あ、そう。ありがとう。  おーい!そこの人ー!」

「へ?私!?」

「そうだよ!へ~、弥生時代にもこんなかわいいがいたんだ!ちょっと聞きたいんだけど、最近、何か不思議な事とかってあったりした?」

「ん~……、あ!そういえば、最近私ぐらいの年齢の娘が消えちゃうってことがあるらしいの。理由は分からないんだけど、みんな、死んでるってことじゃなくてさっき言ったとおり消えちゃうの。」

「ん~。てことは、きえてから一度も姿を見ていないってこと?」

「そうなの。」

「……ありがとう。」

どういうことだ…人が、消えた…

わからない…さすがに情報が少なすぎる…

もう少し聞き込みをしてみっか。



―――――――――約20分後

「つっかれたーーーーー!!!!!」

あー、ほんとに疲れた。でも結構な情報が集まったぞ。

まあ、わかったことと言ったら、80パーセントの確率で卑弥呼が関係してる、ってことかな。

んじゃあ、卑弥呼に会いに行ってみますか。



コンコンッ



「すいませーん。」

……

「すいませーんっ!」

……

あれっ?いないのかな。

「……ダレダ……」

ん?様子が変だぞ。

「……ダレダト、キイテオルノジャ………」

「あの、中に入っていいですか?」

「……イカン。ココハワラワノヘヤジャ……」

どういうことだ。声がおかしい。まるで地の底から響くかのような、とても低い声だ。

「じゃ、じゃあいいです…」

とりあえずここから離れよう。



おかしいぞ、これはやばい。とりあえず門番のおっちゃんに相談してみよう。




「おーーーーーーーーーい、おっちゃーーーーーーん!!!!!!」

「おう!おまえか。どうした!まさかもう解決したのか!?」

「いや…それはまだなんだけど……」

「なんだ…」

「でも!いい線まではいってるんです!卑弥呼…っと卑弥呼様って、何だか様子がおかしかったです。いつ頃からですか?」

「そうさな~……あっ!そういえば、二月ふたつきほど前に『…卑弥呼様に会いたい……』って言ってきたやつがいてな、え~っと誰だっけな~…… !そうそうたしかの使者だと名乗っていた。来るはずの日本の使者が来ないんで、渡すものがあるから来たって言ってたぞ。そっからだな。卑弥呼様の様子がおかしくなってきたのは。」

「そいつが怪しいっすね。」

「あぁ。でも気をつけろ。ここ日本とは違い、異国にはまじななるものがいるらしいんでな。」

『まるで、ゲームや本の世界の話みたいだな。』

「わかりました。ところでその中国の…じゃなくて、魏の国の使者っていうのは今どこにいるんですか?」

「確かまだこの国にいたと思うぞ。なにやらここに用があるらしいんだ。しかしなんせ言葉は通じないもんだし、何かと不気味だから、みんなかかわんねーんだわ。」

「なるほど。とりあえずそいつのとこに行ってみます。で、そいつはどこにいるんすか?」

「たしか、こっから西に約15分ほど歩いたとこかな。」

「ありがとうございます!」

くそ~、結構ややこしい話になってきやがったぞ。

とりあえず魏の国の使者とやらにあってみっか。



――――――――――――約15分後

ここかな?……うぉ!!!がっつり表札に書いてた!!!

【ここは魏の国の使者がいます。夜8時から朝9時までは睡眠中です。近隣で騒がないでください。騒いだら呪っちゃうゾ♡】



………



『ツッコミどころ満載だったが、これはあえてなかったことにしよう…』



コンコンッ

「すいません。だれかいますか?」

「はいは~い、いますよ~っと!っとあぶね~ここじゃあ中国人設定だったんだっけ。ヤァ~、ヤァ~、アニョハセヨ、ニーハオ、アッサラ~ムアライクム!」

「……『予想どうり変な奴だァァァァァ!!!!!!』あなた、日本人ですよね?」

「ギクゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!ノーノー、アイムチャイニーズ!」

「中国人は英語で言いませんよ!正直に言ってください!怒りませんから!」

「……私はぁ~日本~人でぇ~すぅ。」

「ふざけないでください!それにやっぱり日本人じゃないですか!ホントにっ!」

「えっ、怒らないって言ったじゃん…」

「そんなのウソに決まってるじゃないですか!そんなのちょっと考えればわかるでしょ!」

「しょぼ~~~~ん…… それより私に何か用ですか?」

「あ!そうそう。危なく忘れるとこだった… あなた、卑弥呼に渡したいものがあるって言ってここに来たんですよね?」

「ん?誰から聞いたの?あッ!ちょっとっ待って当てさせて!……………分かった隣の八百屋さんだ!」

「違いますよ!門番の人ですよ!それで、何を渡しに来たんですか?てゆうか、あなた魏の国の使者じゃないですよね?」

「だれかは言えないけど、魏の国つながりではないことは確かだよ!それで渡したのは、金印。」

「……それだけ………ですか?」

「うん!そうだよ!」

「そうですか…ありがとうございました……」

ん~、どういうことだろう……予想だと麻薬か何かだと思ってたけど…

……ん?待てよ…なんか引っかかるぞ……


                             卑弥呼…

          2か月前…

      呪い…

               呪い師…

                       金印…

             

                                   魏の国…

………わかった!!!

卑弥呼は2か月前、魏の国から来たと名乗ったやつを部屋に入れた。それまではとくになんともなかったはずだ。問題はここからだ。やつは金印を渡した。呪いをかけた金印を…

それを受け取った卑弥呼は、呪われ現在に至るというわけだ。

くそっ!早く卑弥呼の持っている金印を壊さなくちゃ!


俺は、卑弥呼のいる家まで駈け出して行った…

題名と内容があんまりあってない気がします。

次回、投稿遅れます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ