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違うんだ

その日、家に凪が来た。


写らなかった凪の写真を見たあとは、何故か彼女が怖く感じた。


「透、今怖いって思った?」


『…思ってないよ』


「そっか。昨日撮った写真、一緒に見ようよ」


凪が家に来たのは丑三つ時。おかしいと思っていると凪が話しかけてくる


「この写真の私、すごい綺麗じゃない?」


そう言って差し出されたのはただの景色。凪を撮ったはずなのに写らなかった写真のひとつ。


『うん。すごく綺麗だ』


咄嗟に嘘をついた。この写真にナギは写ってないよ


なんて言える訳もなく、僕ははしゃぐ彼女を見ることしか出来なかった。


きっと僕は夢を見ているんだと思う。


見えない凪も、きっと僕が作り上げた幻想に過ぎない。



ねえ凪、僕が現実と向き合えば君は戻ってきてくれるの?


僕が目を覚ましたら君は

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