表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】飽き性

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

私が漫画とアニメに向ける矢印って、物凄く一過性のもの。

すぐに熱するし、すぐに冷める。それで終わったら全部捨てたくなる。


だから漫画やアニメのヲタ活はあんまりしません。

小説も、漫画も、アニメも、全部好きだし、よく見るけれども、グッズまで手を出す事は少ない。

所謂、価値観の違い。と言うもので、私の中では手が伸びる前に引っ込めてしまうのだ。だからまぁ、仮にグッズが欲しくなったら、爆買いをする友人や動画を見て、満たされにいく。


鏡花は俺と同じ様に物語を愛する生き物だ。漫画も小説もアニメも好む。だが世の中の人間の様にグッズに散財しない。部屋を気に入ったキャラのグッズで埋め尽くす事もない。

話によると中高時代にはやっていたらしい。が、今はやらない。アニメ系列の散財は、これから先も、気力が続くまではやるつもりはないとの事だった。

燃えるだけ燃えて、後は散るだけ。という炎の様な生き方をしている癖に、時おり池の水の様に静止する。此奴の二面性をよく表していた。


「別に欲しくない訳じゃないよ。硝子ケースに入れて、眺めたいとも思っているよ。でも私は他の人より冷めやすい。二、三日もすれば箱の中身が変わってる。何てよくある話。

だから一過性じゃないもの以外、手を伸ばさない様にしているんだ」

溜めた栞達。一つ一つスリーブに入れて、その上でアルバムにしたものを眺めながら、鏡花はそう言った。頁を捲る事に色硝子を模した栞達が入退を繰り返す。

一枚一枚の金額を聞くと、思わず眉を顰める程の金額。あまり安くはない物に金を掛ける時点で、散財が嫌いではない。寧ろ好みそうな快楽主義な一面が此処に現れていた。

「熱が冷めた時、私は全てがどうでも良くなる。どうでも良くなった物に目を掛ける程、私は懐が広くない。平たく言うなら全部捨てたくなる。土地代だってタダじゃないのだから」

そう言いながら、徐にアルバムの中から気に入った栞を取り出して、スタンドに引っ掛けた。曇り空の中でも透明に輝く其れは、心に光を灯してくれる。

「其れは……その作品を好きな人に、買った物に、余りに失礼じゃないかい?」

鋭利な瞳が此方を射抜く。怒りが見え隠れしているのは、俺に対してでは無いだろう。きっと過去の自分に対する批判が大きく含まれている様に思えた。

「だから捨てられないものだけに金を費やすのか」

「そうだね。そうとも言う。だから個人的に『飽きない』と予測する物にしか注ぎ込みたくないんだ。

あと私は、手が届きそうで届かない感じが何より好きなんだ。だって飽きないから。手に入ったらもう飽きてしまうから」

そんなろくでもない事を言いながら、鏡花は机に顎を着いてステンドグラスを眺めていた。


今流行りの漫画やアニメのグッズは全部欲しくなる。全部集めて飾りたくなる。でも完結と同時に全てがどうでも良くなる。全てを撤去したくなる。

だから、もう終わってしまった物を追い求めている。中高時代に売っていた、決して手に入らないグッズを探し続ける。

なんで巡礼とか、骨董品とか、栞集め趣味なの? と言われたら、一過性の物じゃないから。

途中で飽きても、また戻って来やすいから。

ずっと供給あるし、私の中ではかなり渋い趣味だから。


私が流行りの漫画とかアニメとか手を出したくないのは、これが原因。

漫画とかアニメやってるうちって、沢山の供給があるじゃないですか。

展覧会もそう、グッズもそう、結構頻繁にあります。

でも終わったら、其の置いてあった場所、やっていた場所っていうのが、他の物に置き換わるじゃないですか。


飽き性なんで、今まで熱烈に供給があった物が無くなると、直ぐに飽きるんですよ。

その代わり、同じ熱量の物を探し始めるんですよ。


それって作品を愛している訳じゃないよね。

頭を一杯に出来れば何でも良い訳で、其れに固執してる訳じゃないよね?

それでグッズ買っても、同担の方にも、欲しがってる方にも、グッズにも失礼じゃない?

と思って以降、やってません。


だから凄く嫌な話、熱量の配分を自分で弄ってるだけ。

狂う場所を自分で操ってるだけ。

形振り構わずって感じじゃないんですよ。


中高時代、一回だけやったことあります。

マイナージャンルなので、グッズの展開がそもそもない。だから此処で買わなければ一生手に入らないと言うもの。


メディアミックスが少ないから、私の熱の上がり下がりが少ない。

手に入らないからずっと求めて居られる。

けれども今でもずっと好き。大好き。

だからそう言った物に対しては財布の紐が弾け飛びます。

またアリスちゃんのラバーストラップ売って欲しい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ