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カンタレラ  作者: KU☆ZU☆O
5/5

girl look a boy

 「君に今晩、僕の秘密を教えてあげるよ」だなんて言って、強引に私の腕を引っ張って連れて行かれたのは、

 やっぱり品のない、だらしのない、悪趣味な赤いカーペットと、その上にいかにもアンティーク臭のする天蓋付のダサい、そして古いベッドしかない部屋。

 って、これってやっぱり私をた、たたたたたたた、食べてしまうおつもりかしら?

 いやいやいやいやいや、それはいでしょ、私まだ14歳だし、

 かわいいって言っても、まだまだ青い、成熟しきっていない美しさって言うか、

 そんなことを考えていると、またもや強引に、ベッドに押し倒された。

 あぁ、結局こうなるんだ

 なんだ、この人ロリコンか

 「美しいよ、美しすぎる!まるで人形のような美しさだ!」

 いきなり興奮しだしたこの変態ロリコン野郎

 私の純潔もここまでかと思っていた矢先、

 いきなり窓ガラスが割れた。

 そして、その破片という破片が、変態ロリコン野朗に突き刺さり、顔面に一筋の赤い線を作って倒れた。

 さらに私を驚かせたことがある

 それは、

 目の前に、暗く、青い髪と透き通る青い目、光の反射を浴びているからかものすごく白い肌。

 そんな整った顔立ちで、年齢は私と同じくらい、

 でも、服は見てわかるほど、ボロボロで、何年も着まわされているからか、袖の短い平民の服。

 そんな、そんな格好をしているのに、私は少し見とれてしまっていた。

 私はうれしかった。

 こんな気持ちは久しぶり。

 世界が、退屈ではなくなった。

めっちゃおくれてすいませんでしたorz

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