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第一話

タバコ吸いながら書きました、つまんないかもだけど読んでください


 私は、拾われた。

 幼い頃、どうやら親から虐待を受けていたらしく近所の人に通報されて保護されたらしい。

 「絵奈ちゃん、今日からここがあなたのおうちよ」

そういわれて入った施設は女の子ばかりの施設だった。同年代の子供たちとかかわりのなかった私はこれからの生活に心を躍らせていた。

 __これから待つ地獄の日々を知らずに。


「4時の方向、200メートル、巨人サイクロプス級」

上官からの指示に従い、大型の巨人の目を銃で打つ。爆発音とともにその巨人は血まみれになりながら倒れる。

「絵奈、取りこぼした!8時の方向!ホーク級!」

私はとっさに身をひるがえし、銃剣の先で鳥の化け物を切り裂く。

日本のどこか、化け物と戦うために私たちは武器を握る。それが私たちの日常。

親からの虐待から逃れた私が入った施設は、魔法少女育成施設であった。人間のネガティブな感情から発生するエネルギー、ネガエナジー。、これが集積され発生する化け物から一般人を守るために私たちは人知れず魔法少女となって戦う、それが私たち魔法少女に課せられた使命である。一般人を守るために私たちは今日も戦う。


「今日もファインプレーだよ!絵奈」

「どうも」

「もう、絵奈はそっけないなぁ」

このうるさいやつは来夢、明るい性格で班のムードメーカーだ。

「絵奈、てめーのせいであたしの獲物が一つ減ったじゃん!」

「そうかい」

この暑苦しいやつは胡桃、何かと私と張り合ってくる訓練生時代からの腐れ縁だ。

「でも絵奈がいなかったら胡桃は危なかったよ~」

このおっとりしたのが百花、ゆったりとした性格だが接近戦では無類の強さを誇る。

彼女らと私を含めた4人で魔法少女隊第2部隊第1班だ。基本的に生活や戦闘をこの4人で行う。そして、全員が魔法少女隊以外に居場所がない。

「迎えが来たよ!!」

来夢が指した方向から迎えのヘリが来た。五式武装甲のヘルメットを脱ぎ、春風を頬に受ける。春が本格的になる3月の終わり頃、私たちの戦いの日々は変わらず続くのであった。

登場人物紹介

絵奈 主人公 女 両親から虐待を受け5歳の時に保護される それから紆余曲折あり魔法少女育成施設へ入り訓練を受ける 14歳 クールな性格、感情や表情に乏しい 近接、遠距離両方の戦闘能力と、洞察力が高い 風の魔力を操り、機動戦を得意とする

 

来夢 女 14歳 絵奈より遅く魔法少女育成施設に入った 明るく活発な性格 雷の魔力を扱い、制圧力が高い


胡桃 女 14歳 絵奈とほとんど同期で魔法少女育成施設に入った 好戦的な性格 炎の魔力を扱い、殲滅が得意


百花 女 14歳 4人の中で一番遅く魔法少女育成施設に入った おっとりとした性格 土の魔力を扱う 近接船が得意


用語解説

魔法少女育成施設 身寄りのない子供の中で女子、かつ魔力の高いものが選ばれてはいる魔法少女を育成するための施設 女子限定の理由として発生する魔力の扱いが男子と比べて器用であるというところから女子限定である 入所は5歳から10歳まで 10歳から訓練を受け、13~14歳で訓練兵となり、そこまで強力ではないネガモンスターの相手をする15歳で能力の高いものが魔法少女となり、各自適性に合った装備が渡され強力なネガモンスターと戦う


魔力 人間の持つ神秘的なエネルギー 謎の現象の多くはこれによって発生する 魔法少女はこれが多いものがなる


ネガエナジー 人間の負の感情が魔力を通して発生するエネルギー これが集積すると、化け物のネガモンスターが発生する


ネガモンスター ネガエナジーから生まれる化け物 大型でパワーのある巨人サイクロプス級、中型でスピードの高いホーク級など様々な特徴を持ったものがある


五式武装甲 2005年に正式採用された訓練兵、一般兵の装備 銃剣と各種プロテクター、レーダー、機動戦装置で構成される 身体能力の底上げと、火力の増加ができる 魔力を通した属性攻撃は一部可能であるがかなりの制限を受ける









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