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第十四話 入学試験の準備

めっちゃ短くなってしまい、申し訳ない…次回はもう少し長くできるように頑張ります…

…さて、2月になり、来週には学園の入学試験が始まってしまう…と言っても、実技と筆記で合計200点以上取れば合格になるらしいが


今回やるテストは、クラス分けの意図が大きいらしい。簡単なテストなので、200点以下を取る人はごく稀だそうだ。


そして、そんな俺達は今…


「だから、こういう問題はこの数式使うって言ってるだろ?」


「もとから記憶力悪いんだから、仕方ないでしょ?」


…一番上のクラスを目指し、絶賛勉強中であった。


というのも、入学試験には筆記試験もあるらしく、魔法学、数学、歴史の三教科らしい。


それぞれで習うことはこんな感じ。


魔法学:ポーションの作り方や、魔法がどういう原理で発現しているのかなど。日本で一番近いものは理科だな。…まぁ、この世のことは全て魔法だという偏った考えを教えてはくるが…


数学:日本の数学とあまり変わらない。ただし、難易度はかなり低くなっている。そもそも計算方法も全然違うし…そういう点ではめんどい教科だ。


1番驚いたのは、掛け算の解き方だ。なんと、全て足してゆく。…いや、間違ってないけど!なお、割り算も同じ数を引いていく感じ。九九覚えたら楽なのに…ねぇ?筆算なんていう便利なものもないし…


歴史:この世界での歴史。世界ができ、どういう経緯で国ができ、滅んだのかなど。大体地球の二倍くらいの長さ。まぁ、この世界でかなり重要な事件が最初にあったのって5000年前とかだしな。仕方ないけど。


この筆記試験3つ(一教科100点で合計300点)と、実技試験(武術と魔術各100点で合計200点)の2つで合計500点の内、450点以上を取ることで一番上のクラスに入ることができる。


これを目指して、俺らは今勉強中だ。…何故か俺がノアに教える形になっているが。


ちなみに、試しに俺が過去問を解いてみたところ、見事全教科合計294点を取ることができた。今まで本を読んできていたのが役に立ったな。失点は、全て歴史だ…歴史長すぎんだよ!覚え切れんわ!


…気を落ち着かせて、あと156点取れれば俺は一番上のクラスに行けくことができる。だが…正直、実技試験は結構楽に点数を取ることができると思っている。


ガイアさんに聞いた話によると、レンドが入学試験を受けたときは、実技試験を100点で通過したらしい。…残念ながら、筆記のほうが低いせいで、上から3個下のクラスだったらしいが。


あのレンドが小さい頃に受けた試験で100点を取ることができたのだ。150点ぐらいなら、頑張れば取れるだろう。


まぁ、刀の扱いは3年もかけて慣れているし、武術は何も心配いらない。魔術に関しても、2、3発の同時発動ができる時点で行けるだろう。


…それでも、時々戦う父には軽くあしらわれているが。参考程度に、父から教えてもらったステータスはこんな感じだ。


クレイ・グランツ 職業:聖騎士 Lv354

 HP:2696/2696

 MP:2022/2022

 A:1011

 D:1517

 MA:843

 MD:1517

 S:843

 I:674

 〈スキル〉

 エクストラ:『聖魔術Lv10』、『聖槍召喚Lv8』

 コモン:『聖槍術Lv8』、『聖槍技Lv8』

 強化:『身体大活性Lv8』、『防御力大強化Lv6』

 称号:『ライズ王国騎士団長』


…これらのスキルのうち、強化系スキルを自力取得。他のスキルは『聖槍召喚』以外全て進化させたそうだ。


…俺の父さんって、こんな強かったんだな…そりゃ全く歯が立たないよ…


…そういえば、ノアのステータスだけまだ見てないな…今はいい勝負してるから、同じくらいなんだろうなと勝手に思ってるけど…


…まぁいいか。どうせ同じくらいだろ。俺と同じ魔剣士らしいし。なんか矛盾する点があれば『鑑定』でも作ってみればいい。


とりあえず、今は受験勉強に集中して、一番上のクラスに入れるようにしよう。


…そういえば、夏葉は学校のテストの勉強ちゃんとやってるかね…?いつも俺が押しかけて勉強させてたけど…まぁ、冬弥とかにやってもらってるか。そんなに心配せずに、今はこの異世界を楽しもう。

楽しんでいただけたでしょうか。誤字脱字があった場合は、指摘をお願いいたします。極力ないようにしていますが、自分でも気づかない間違いがあったりしますので。

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