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92話 グレイvsシオリ&レイ⑦
「きゃぁぁああ!!」
「くっ…!」
グレイの怒涛の触手攻撃にシオリ達は防戦一方だった。ドラムをたたくように触手で地面をたたきつけ、シオリ達に攻撃の隙を与えない。さらに少しでも体勢を崩すと、すかさず背中から生えた触手で攻撃をしてくる。
気づけばシオリ達は相当ダメージを食らった。
「大丈夫かあいつら」
「かなりきつそうですね…」
急な優劣の逆転にフレイとリボンは心配の顔を隠せない。そういう俺もシオリがボロボロの姿なんて初めて見たので内心ザワザワしている。
このままだったらあいつらの命が危ない。そう思い俺は決意した。
「よし、俺たちも参戦するぞ!」
自分の身代わりとして呼んできて言うことではないかもしれないが、あいつらには死んでほしくない。
自分もやられるかもしれない戦いだが、二人は快く賛同してくれた。
「このまま見てるだけなのもあれだしな!」
「行きましょ!シオリさん達を助けに」
こうして俺たちは激戦の中に入ることになった。




