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88話 グレイvsシオリ&レイ③

「リボン!ちょっと来て!」


イライラが頂点に到達したシオリはリボンを呼んだ。リボンは


「えぇ……」


と嫌な顔をしながら戦闘中のシオリの近くにいく。


「なんですか?」


「私にブーストかけて!」


「わかりました。ブースト!」


ブーストは近くにいる味方全員にかかる身体能力向上魔法なのでシオリだけでなく、レイにも効果があるのだが、


「ちょっと何レイにもブーストしてるの!?」


「えぇ……」


自分が魔王幹部を倒したいと思っているシオリにとっては余計なお世話だったようだ。

怒られたリボンは落ち込みながらトボトボと帰ってきた。


「なんでこんなことで怒られなくちゃ……」


「「ドンマイ」」


理不尽に怒られたリボンにドンマイの一言しか言えなかった。

しかし、ブーストの効果は勇者にとって絶大だった。特にレイだ。


「先程までとは全然体の軽さが違いますね」


シオリと違って体術がメインなレイは、ブーストの効果をより受けやすい。さっきよりも速いスピードで動くことができるようになったレイは、次々と触手を斬りふせていき、ついにグレイの間合いに入ることに成功した。


「……なかなかやるね」


一気に間合いに入られたのが意外だったのか、顔から笑顔が消え焦りが見える。

レイもこのチャンスを逃すまいと怒涛の進撃を見せる。


「いけるぞ……!」


初めてのチャンスに俺達は固唾をのんで見守る。


「ずるい!だからレイにはブーストをかけて欲しくなかったのに!」


と誰かさんの嫉妬駄々洩れの声も聞こえたが皆でスルーした。

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