表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/152

85話 どちらにしろ絶望



「まず聖域ってどこ?」


「迷宮城の隠し部屋のことです……」


「あ、あそこですか。でもルイさんあそこには特に何もなかったって……」


「……まぁいいわ。そんなことどうでも」


シオリはそのまま深くため息をつき


「たしかにおかしいと思ったのよね。魔王幹部に負けてなんで死なずに帰ってこれたのか」


「確かにそうですね。詳しく聞こうとしてもはぐらかしてばかりでしたしね」


そして、シオリとレイはニコッと笑った。


「「後で覚えとけよ」」


「「はい……」」


直接心臓を握られたような気分がした。

俺達は鬼二人を前にただ頷くことしかできなかった。


シオリは昔から怒ると面倒くさくてすごく怖い。とにかく気が済むまで仕返しをされるのがお決まりだ。それを今の強くなったシオリにやられるとなると、考えただけで恐ろしい。

フレイの怯える様子を見たところ、レイも相当怖いのだろう。

互いに未来は絶望しか待っていない。


「それじゃあさっさとこいつを倒しましょ」


「そうですね。早くフレイに罰を与えたいですし」


「それね。リボン、あんたは関係ないから下がってていいわよ」


「はーい」


そう言って、シオリはリボンのことを下げる。

どうやら二人は自分たちで魔王幹部をやっつけたいらしい。


「いいのかい?5人できた方が僕に勝てる確率が上がると思うけど」


「いいよ。だってリボンは関係ないし。それとあんたにルイが殺されたら後でボコボコにできないでしょ?」


「ですね」


わかっていたが俺がボコボコにされるのは確定のようだ。


「ははっ、そうかい」


そう笑い、グレイは剣を構えた。すかさず勇者2人も戦闘態勢に入る。

こうして、グレイと勇者2人の戦いが始まった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ