表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/152

29話 3人目の仲間

「ヒーラーか……それなら1人優秀な回復魔術師がこの街にきたらしい。ちょっと呼んでくるよ」


ギルドマスターはそう言ってすぐに外へと出ていった。


回復魔術師か……


俺はよく怪我をするので回復魔術師が常にパーティーにいるのは確かに便利だ。前みたいにわざわざ街に戻るのもめんどくさいしな。

それにモンスターにやられて死ぬ危険性もぐっと下がるだろう。


「いい回復魔術師が来てくれるといいな」


「そうね!そしたらもっと強くなるわね!私達!」


俺達はどんな回復魔術師がくるのか楽しみに待っていた。そして、ギルドマスターが連れてきたのは


「あら、また会いましたね」


「うん、だよね」


「あ、ルイに脅されてた人だ」


あの頭がいかれている巨乳の女だった。

正直、シオリが回復魔術師が欲しいと言ってた時から何となくこいつが来る予感がしていた。


「なんだ3人とも知り合いなのか?」


「うん、ルイの怪我を治してくれた子なの」


「そうか!ならこの3人でパーティーを組んだらどうだ?」


「良いですわね!私も一緒に……」


「無理です」


このままだと、この女が仲間に入ってきそうだったので急いで却下する。


「なんでよ!すでに2回もルイの大怪我を治してくれたのよ!?」


確かに2回も命を救ってくれたのは本当に助かった。だが、1回剣でサクッと刺されたのだ。何も躊躇せずサクッとだ。また刺されるかと思うと怖くて仲間に入れられないのだ。

俺はそう理由を説明しようとすると、


「こいつの治療法は少し変わってるが、回復魔法でいったら私が今まで見た中で1番だぞ?」


あのギルドマスターが見て1番だとしたら相当な実力なんだろう。それでも怖さが勝ってしまう。

だが、少し変わった治療法とは何なのだろう。


「その治療法って?」


「はい、酷い怪我の時は私の体をくっつけることですぐに治すことができるんです」


「へー、だからルイにくっついてた訳ね」


俺にベッタリと抱きついてたのはそう言った理由があったからなのか。全く、なんてバカバカしい治療法なんだ。そんなの


「ぜひ僕達のパーティーに入ってください!」


仲間に入れるしかないだろ。


あからさまな手のひら返しに女性陣の目が痛い。少し怖いところがあるが、毎回あの治療法をやってくれるならいくらでも我慢してやる。


「り、リボンです。お願いします……」


「よろしく!!」


こうして回復魔術師が俺達の仲間に入ってきたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ