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28話 借金返済

ギルドマスターの元へ向かう理由、それはもちろん魔王幹部ガーラを倒したからだ。

俺が気絶した時にガーラも一緒に倒れたらしい。ガーラは俺以上にシオリの魔法をモロに食らってたからさすがに耐えれなかったのだろう。それにしても、


「よく俺生き残ってたな」


「私がルイを抱えたまま街まで全力疾走したからよ。もうちょっと遅かったら死んでたんだから」


「あ、ありがとう」


この世界にきてからこう何回も死にかけるとは思わなかった。まぁ今回のといいガーラから逃げた時といい、ほとんどシオリの魔法のせいなんだけど。


そんなこんなで話しているうちにギルドマスターの部屋までたどり着いた。


「「失礼しまーす」」


入ると、前と同じようにギルドマスターが座って俺らのことを待っていた。だが、魔王幹部を1人倒したお陰か、前みたいに険しい顔はしておらず、少しトゲトゲしい感じが無くなっていた。


「2人ともよくやってくれたな。正直負けると思っていたのだが、さすが勇者とその仲間だな」


「どーもどーも」


負けると思ってて戦いに行かせたのかよ。

だが、シオリはそんなこと気づかずに褒められて嬉しそうにしている。それよりも、


「そんなことより、報酬はちゃんと用意してくれたのか?」


「まぁまぁ、そんな焦るな。ちゃんと用意してある」


そう言うと、ギルドマスターは後ろから金がたんまり入ったバッグを持ってきた。


「「うわぁ!!!」」


「これで5000万ダリだ。1億は王様に渡しといたぞ」


「おぉ!それは助かる!」


「やったね、借金ゼロよ!」


もっと遅くなるであろうと思っていた借金返済。肩の荷がだいぶ軽くなった気がする。


「渡しに行った時、王様は凄い嫌な顔をしてたからな。お前たち相当嫌われてるんだな」


「ハハハ、色々ありましてね……」


もし自分達で金を返しに行ってたら、絶対にイチャモンをつけられていただろう。だから、ギルドの方で先に返してくれたのはかなり助かる。


「まぁとりあえずありがとうございます」


「いやいや、こちらの方がお礼を言いたいよ。多少無理を言ってやって貰ったからね。何か困ったことがあったらなんでも言ってくれ」


ギルドマスターがそう言うと、シオリがすぐに手を挙げた。


「それならちょっとお願いがあるんだけど」


「なんだ??」


「優秀なヒーラーが欲しいんだけど知り合いに誰かいない?」

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