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18話 ガーラから逃げろ

「本気でかかってこい。死にたくなかったらな」


全く隙のない構え。

こんな格上と戦う時にやるべき事は1つしかない。


俺は無言で出口まで走り始めた。


「ちょ、ルイ!置いてかないでよ!」


シオリも後から遅れてついてくる。


「貴様、女を置いて一目散に逃げるとは……男として恥ずかしくないのか!」


「う、うるせぇ!」


そんな事言われても、こんなところで死にたくないから仕方ない。

だが、ガーラの速さは俺達よりも上だ。このままでは追いつかれてしまう。


「ヤバい、やばいぞ!」


そのままついに出口の階段のところまで来てしまった。俺達とガーラの距離もどんどんと近づいてきている。


そしてついに追いつかれるその時だった。


「ウォーターストリーム!!!」


シオリが振り返り、後ろにいるガーラに向かって魔法をうつ。大量の水が津波のように勢いよく放出される。


「な、なんて威力……」


あのガーラも抵抗する間もなく、地下の奥へと流されていってしまった。


「私にかかればこんなもんよ!」


「し、シオリ様!」


「あいつが上がってくる前にとっとと逃げるわよ!」


あの勢いの濁流に押し返されたんだから、流石にすぐには上がって来れないだろうが一応すぐその場を離れることにした。だが、俺達はまだガーラの力をわかっていなかった。


「き、貴様ら……絶対に許さんぞ!」


なんと、ガーラがもう地上へと上がってきたのだ。


「あの濁流の中をあがってきたのか!?」


「嘘でしょ!?」


まさか、ここまで力があるとは思っていなかった。このまま捕まって殺されてしまうのか。

そう思っていると、シオリがいきなり俺のことをお姫様抱っこしてきた。


「大怪我するかもだけど我慢してね」


「え?」


そして一瞬のときめきを感じる暇もなく、シオリが地面に向かって風魔法を打ち込んだ。


「ウィンドバースト!」


「え?」


気づいた時には俺達は空を飛んでいた。

その速度はジェットコースターの何倍も速かった。


「う、うわぁぁ!!!!!」


俺は騒ぎわめいた後、あまりの恐怖に意識を失った。


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