18 嗜好品とハーブティー
新しい職場についてそれなりの時間が経ったが、それなりのストレスもある。今日は特に慣れていないミシンに悪戦苦闘してホームに帰った途端、涙が少し流れた。そこで今日は嗜好品という物を嗜みつつこの原稿を書いている。
嗜好品とはお酒である。
私はお酒に関しては弱い人間である。しかし、ある物と併用をしてアルコールを割り健康的に嗜むようにした。
ある物とはハーブティーである。市販品ではない。自分自身で考えたオリジナルブレンドのハーブティーである。
まずそれをするために、8月末あたりにカリス成城に行き、一気に6種類のハーブティーとなるハーブを購入した。初めて購入したのはローズとペパーミントだった。後は数年前から個人的に研究した時に購入したハーブを買った。
リンデン、カモマイル、レモンバーム、ブルーマロウ。
周囲の止めておいたらどうだという声に反発した私は、ハーブ&ライフコーディネーターの資格取得を目指して勉強を始めた。それはさておき今夜は、そのハーブの知識を活かして、どうにかこの嗜好品を嗜む事は出来ないか?と思い、新しい職場の職員さんから、豆知識を頂いた。
「お酒にミントティーを入れるとこれが美味しいのですよ」
これは使えるアイデアだった。さてアイデアを貰ったから今度は嗜好品のお酒を選ぶ。常に日頃からお酒を嗜む職員さん曰く、アルコール度数には気をつけて選ぶと失敗は少ないらしい。ちなみに友人はお酒を嗜むなかなかの酒豪である。私もその方とハイボールを楽しんだが結果は酔いつぶれるとまではいかないものの、笑い上戸になりアルコールが抜けるまで笑い抜いた。後で聞いたらハイボールはアルコール度数では9%ほどだったのでまずはこのラインから下に決定である。
スーパー三和に寄ると滅多に行かないアルコールを扱う場所へ行く。まずは手頃にアルコール度数3%からスタートという事で「ほろよい」カシスオレンジを買う。何故か美味しそうに見えた。実際の感想は美味しい。今夜はある意味、嗜好品として嗜むお酒だった。酔いつぶれては意味は無い。そこでハーブティーで割る事にした。
ハーブティーのブレンドは、「乙女のララバイ」というブレンドにする。ローズ、ペパーミント、レモンバームの3種類だ。このブレンドは友人達に大変好評で、いわゆるナイトティーとして飲むタイプだ。ちなみに美容にも良い。肌の調子を整える意味で使える。後は寝付きも良くなると思う。「乙女のララバイ」と共に味わうのは、「ほろよいカシスオレンジ」だ。後は目で楽しむためにブルーマロウとローズをグラスに入れた。早速、ハーブティーを入れた。その前に氷を沢山入れた。冷たいカクテルハーブティーをどうせなら飲みたい。氷を入れて、最初に「乙女のララバイ」を入れる。そして「ほろよいカシスオレンジ」を1対1の割合で入れた。割と簡単に出来た。飲んでみたら病みつきになりそうなくらいに美味しい。アルコール依存症はこのあたりから来るのかなと少し考えて、一口含む。美味しい。酔いは回っていないかな。涙が代わりに出てくる。今夜は泣き上戸かも知れない。でも呑んだ。
今夜のお酒は美味しい。数日前の梅酒ミントティーよりも美味しいのは好みかそれとも単に気分の問題かと思っていたが、今夜のお酒はすこぶる美味しいのだ。だから記録に残す事にしたのだけど、どうやら疲れているのだろうな。毎日、新しい事に挑戦するのは疲れる事だ。慣れないミシン。慣れたとは言えない掃除。自分自身の五感の鋭さも相変わらずだ。特に嗅覚に敏感な性質の私には、アメリカ生まれの日本人の考えも理解出来ない。露骨に臭いなんて言えないけど臭いものは臭いのだ。
こんな所で毒を吐くのはこれくらいにして、今は嗜好品を健康的に嗜み夜を過ごそう。人間の知恵で生まれた嗜好品も、利用の仕方1つで効果的なストレス解消法にもなるのだ。ただし、病みつきになるとそれこそ依存症になりそうだから程々にしておく。嗜好品と良い付き合いをするにはこういう事も大事な要素かなと思いつつ、最近好きで仕方ないアンダーテールの音楽を聴いて夜を過ごす私だった。
最後に一言。
「何これ。めっちゃ美味しい!このカクテルをクックパッドに上げておくか」