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詩のようなものたち

広くて、小さい

作者: 暮 勇

 世界は広くなったなぁ、と思う

 手の平サイズのデバイスで

 どんな場所の情報も知ることができ

 どんんな場所にある物でも手に入れられて

 世界中の誰とでも交流出来るのだから


 人は狭いままだなぁ、と思う

 俯きながら見つめる液晶の中で

 幾つもの”悪態”と”正義”が振り回され

 誰もが顔と名前を知られずに

 簡単に見ず知らずの他人を傷づけられるのだから


 世界は今でも広がり続けているのに

 広がってゆく世界でやることは

 結局、何も変わっちゃいない

 人は未だに矮小なままだ


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