表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/110

第2章 第29話 待て、そいつは生きているぞ!

いろいろと忙しくて、更新が遅れてしまいました!

お待ちかねの更新でございます。


 翌朝、僕は朝日が昇って少しした頃に目を覚ました。体内感覚的には、朝の8時くらいだろうか。マリーの方を見ると、マリーもちょうど目を覚ましたところのようだった。ちょうどいいタイミングだ。僕は身支度を整えて、マリーとともに朝ごはんを食べにいくことにした。食事の間中、ぬいぐるみをかたわらに置きいろいろと話をしながら食事をしている僕を他の宿泊客がチラチラ見てきたが、その視線を向けられるたびにマリーは、『視線の主にウインクを返す。』というイタズラをした。その結果、このマリートラップにひっかかった宿泊客は驚き、僕に『このぬいぐるみはどうなってるんだ』だのといった質問をしてくることになった。そのおかげで僕の食事は遅々として進まなかったことをこの場で報告しておく。まぁ、騒がしいのは嫌いじゃないからいいんだけども・・・。





 食事も済んだところで、僕はさっそく街に繰り出していた。今回の目的地は『オーディの武器屋』だ。ムーマ・エンドを倒したことを証明するためだ。しかし僕はムーマ・エンドであるマリーを仲間にしただけで倒したわけではない。そうなると、『ムーマ・エンドを倒した』という事象を僕は証明できるのかという話になってくるのだがそこは問題ない。ちゃんと策は考えてあるし、ソレが可能だという確認も先ほどのご飯の時に取れている。

 だから僕は、気負うことなく扉を開けた。


「どうもオーディさん、僕です。」

「おう、誰かと思えばクソガキじゃねーか。今日はどうしたんだ?」

「実は昨日、ムーマ・エンドを倒しましたのでその報告に。」


 そのムーマ・エンドは、今僕の右肩の上にちょこんと鎮座しているけどね!


「おお、そうかそうか! よくやってくれた!

そいつはいいニュースなんだが、今日も俺の妻は目を覚ましゃあしねえ。ムーマ・エンドはくたばったんだろう?これはどういうことなんだ? てめぇは、なにか知らねぇか?」


 それはまだムーマ・エンドを倒していないだけなんです。

なんてことは言わず、


「いえ、すみませんが僕はあまりそういうことには詳しくないのでよくわからないんです・・・。」


と返す。そして、ここでは話は終わらせない。


「ただ、あなたの奥さんを一度見てみることでなにかわかるかもしれません。あなたの奥さんに会わせていただきたいんですけど、お願いできますか?」


 重要なのがここだ。僕の策を実行するには、オーディさんの奥さんに会うことが不可欠なんだ。これを認めてくれれば・・・!

 はたして、オーディさんは、


「ああ、いいぜ。一度妻を見てみてくれ。妻はこっちの部屋だ。」


 と言って、僕を奥さんのいる部屋へと案内してくれる。僕は、ありがとうございます。の言葉とともにそのあとに従った。

 部屋に向かう途中で、


「ところでクソガキ。その肩にのってるそいつはなんだ?」

「僕の新しく出来た相棒です。実は生きてるんですよこの子。」

「きゅ~。」

「おう、そうか・・・。」


 というやりとりが、あったとかなかったとか・・・。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ