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新しい出会い

新しく仲間が増える話は後半になります。

「そこのお兄さんちょといいかな?」


見知らぬ男に声をかけられたユウキは突然のことに


「誰だお前は?」


剣を抜き身構える。


「そんなに身構えないでください。

 危害を加えるとつもりはありません。

 どちらかというと朗報だと思いますよ?

 お兄さん一人では厳しいと思っていませんか?」


「どうしてそう思ったんだ?」


「ギルドにてあなたをお見かけしまして黒髪とは珍しいので

 少し調べさせてもらいました。」


「私は奴隷商人をしているものです。よかったらうちの商品を見ていきませんか?」


商人は不敵な笑みを浮かべる・


「わかった、見てみよう」


この後の用事もないユウキはとりあえず見てみることに


「少し暗いので足元に注意してください。」


奥のほうに入っていくといくつもの檻があり手前のほうには魔物はたくさん入っていた。


「この魔物たちは需要はあるのか?

 オークとかゴブリンなど欲しがりそうな奴いないだろ?」


「お兄さん知らないんですか?

 王都のほうに行けば闘技場があって自分のモンスターを人のモンスター   

 と戦わせて賭けをすることができるんですよ。

 王都で買うと高いですがここのような田舎なら相場より安いので

 買っていかれるお客様は多いのです。」


「俺でも倒せるようなゴブリンなんかじゃ勝てないだろ?

 オークもそこまで強くないだろうし(まぁゴブリンで死にかけたけど)」


心の中でいつかオークも倒せるのだろうか?と思うユウキであった。


「オークやゴブリンでも個体差はありますが育てようによっては

 オークキングやゴブリンキングにまでなるので勝つことは

 できますよ。闘技場で1回勝てば育成費などかかった

 ぐらい貰えますし、3回ぐらいで冒険者の数か月分は稼げますね

 オークやゴブリンは個体の値段は安いので負けてもまた

 買いやすいですし・・・」


「結構稼げるんだな。お金に余裕ができたらやってみようかな」


強く育てれば一緒にモンスターと戦ってもらえそうだしな。


「珍しいですがモンスターにはもう1つ使い方がありまして

 主に貴族の方ですが奴隷契約を交わしているモンスターは

 主人に攻撃できませんなので買ったモンスターを倒し

 レベルを上げるという事をする方もみえます。

 あまりお勧めできませんが。」


「真似したくてもできないな。

 安いゴブリンでさえも50万リビするからな」


そう雑談をしながら奥に進んでいくとモンスターより

高さは無いがとても広い檻が2つあって男と女で

分けられていた。

男は盗賊みたいな鋭い目つきの強面しかいないので

女性のほうから選ぶことにした。

檻の中を見渡すと片隅に1人扱いが酷そうな少女がいた

奴隷のためみんな酷いだろうがその中でも数日何も

食事を与えられていなさそうだ。


「あの子はなんでほかの奴と違う扱いなんだ?」


さっきの少女を指さして問う。


「あぁあの子ですか。あの子はですね魔族の子供でして

 魔族は気持ちが悪いという方が多く、夜の相手も

 させてもらえなく戦闘奴隷としてもみんなが覚えて

 いる回復魔法しか使えなくて使い道がないのですよ」


回復魔法しか使えない?俺にとっては回復魔法が使えれば 

だいぶ役に立つなただ他の奴も回復は使えるだろう。


「あいつはずっと売れ残っていまして私としては

 買い取ってもらいたいのですが。

 できる限り安くしますよ?」


「他の奴も回復魔法は使えるのだろう?」


「ですが。ほかのものとなると1000万リビを

 超えてしまいますが大丈夫でしょうか?」


そうだよなぁ他に買いてのあるやつは高いよな~


「ちなみに、こいつは半年も売れ残っているので今週中に

 売れないとモンスターの餌として売ることになってしまいます・

 そうなる前にお兄さんにかっていただきたいのですが。

 250万リビでどうでしょうか?」


250万リビというと手持ちのお金がほとんどなくなるな

だが回復できないと今後厳しいから買ってもいいかな

今日のクエストで稼いだのが5000リビ半日で

それだから1日探索とドロップを売ればいいか・・・


「もう少しまけてくれないか?

 どうせ餌として売ってもそんなに

 高く買い取ってもらえないんだろう?」


「そういわれては、仕方ない200万リビ!

 これ以上は下げられんません・・・」


「それなら買おう」


ユウキはポケットからお金を手渡す。


「おい!そいつを檻から出してくれ」


近くにいた部下に向かって指示を出す。


「この人がこれからのご主人様だ

 ちゃんということを聞くように!」

 

「これから奴隷契約をしますので、

こいつの首に手をかざしてください。」


ユウキは言われたとおりに手をかざす

商人が呪文を唱えるとかざした手元が

光始める。


「これで契約が完了しました。

 こいつが主人に攻撃しようとしたとき

 首が閉まり手足が動かなくなるように

 なっております。」


「物騒だな、誤作動したらどうすればいい?」


「解除っといっていただければ解除できます。

 また、命令といった後に何か言えば

 無理な内容でなければなんでもさせられます。」


「わかった。

 それでは失礼しよう。

 ついてきてくれ。」


「はい、ご主人様」



次回

「私はもう苦しみたくないだから・・・」

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