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第八科目 終わったはずなのに

学校のグランドには七人いることが分かった。強攻は一人で校門の前に立つと大きな声で。


「おーい来てやったぞ、俺に用事があるんだろう、だったら早く光たちを帰せ、」

と強攻はやたら軽い口調で言っている、そしてそれを聞いていた。一人が。


「おい坊主、調子に乗ってるんじゃねーよ、人質がどうなってもいいのか」


「そんなこと言ってるけどよ、光たちはどこなんだよ?」

そう言う強攻に対してさっきの奴は。


「バカだろ、お前そんなこと教えるわけないだろう、バーカ」

と言うけど強攻はそんなの無視して人影の中央にいる男に。


「じゃあ、いったい俺に何の用なんだよ」

強攻がそう言うのにたいしてその男は


「お前とお前の妹の体に用があるんだよ、ある人の命令でお前たちを殺すように言われてんだよ」

と言う男にたいして、強攻は凄く嫌な顔をしながら


「俺たちの体に用なんて、集団で変態がいると気持ち悪いな」

そんなこと言う強攻に、先ほどバーカと言った奴が、いきなり切れだして強攻に殴りかかろうとして襲って来る、それを始めとして中央にいる男以外は一斉にこっちに迫ってくる、強攻はそれを見て。


「作、戦、成、功」と言いながら向かって来る連中に真正面から突っ込んで行った。


 ● ● ● ● ●


先ほどまで、中央にいた男は皆が強攻に向かっていくのを見た後、校舎の中に入り屋上に向かって階段を駆け上がって行く、屋上の扉を開けあたりを窺い、不思議そうな顔をして。


「おいどこ行った、ちゃんと準備できて・・・」

その男は呼びかけを途中で止めてしまった。なぜなら目の前に仲間が気絶しているのだ、そしてその後ろには和義がたっていて和義が笑いながら。


「あぁ、準備ならちゃんと出来てるぞ、お前を倒す準備がな」

そう言う和義から逃げだそうとする男は一瞬で視界が真っ黒になった。


「さ、て、と、やることやったし龍野の手伝いすっか」

と言って和義はグランドで戦っている強攻の所に向かった。


 ● ● ● ● ●


「ちょっとやばいな~」

額に汗を浮かべながらそんなことを言っていると前後左右から一気に襲いかかって来た。もうこれで終わりかなと思い、は~とため息をついた時に上から声がした。


「おいおい、諦めんなよ、俺も参加するからよ、龍野」

なんと和義が屋上から飛び降りて来たのだ。それよりも強攻に襲いかかろうとしていた奴らが動きを止めた、なぜなら、目の前にいるのが龍野と言う奴だということだ、一応顔は知っているのだろう、和義が何を言っているのか理解できないようだった。その隙を見逃さなかった。龍野は和義の所まで一気に飛んで、和義とほぼ同じタイミングで着地した。二人共、重力科学式グラビティングを発動していたようだ。そして和義が


「もう解いていいぞ」

そう言われ龍野は強攻の顔から元の顔に戻した。さっきまで襲い掛かってた連中もびっくりしていたが、すぐに和義たちに襲い掛かって来た


「あ~あ、もう僕、疲れちゃったんだよね~」

と龍野がそう言うが


「まぁ、あと少しだ、頑張っていこう」

そう和義が言うと向きあって軽く頷きあうと敵に向かって突っ走って行った。


 ● ● ● ● ●


龍野たちが敵に向かって行くのを見届けた強攻は校舎内に入って光たちを探していた。教室から特別教室、さらに女子トイレまで校舎内はすべて探したがどこにも居なかった。


「後は・・体育館」

そう確認するように呟いた後、グランドで足止めをしている敵に気付かれないように体育館に向かった。

体育館にたどり着いた、強攻はまず窓から中を確認して光たちがいるのが分かり、そして敵も三人いたが全員、油断しているようだ(どうやら、俺が一人で外にいた奴らと戦っていると思ったのだろう)これなら行ける、強攻はそう確信した。

強攻は準備を整え、窓を少し開け、ボール型の物を投げ込んだ、そして入口の方に向かって行った。数秒後に高音と光が広がったそれを合図に扉を開け一気に突入して高音で鼓膜をやられ光で目がしばらく開かない状態の三人を首筋の所を叩いて気絶させた。その後、さっき投げ込んだボールを拾い光たちの所に向かおうと歩みを進めた。光たちはどうやらさっきの光と音に少し怯んだようだがすぐに元に戻り光たちがこちらを見ている、声を掛けようとして口を開こうとした時、光が急に


「お兄ちゃん後ろ!」

と光が行った時にはもう遅かった。後ろに強烈な痛みが走った瞬間、数メートル先に強攻は飛ばされ壁に激突した。

やー皆さん元気してますか、私はかなり元気です。今回の話はどうでしたか次回の話も楽しみにしてください

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