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第五科目 部活

遅れてすいませんここ最近忙しくて書けませんでした。ですが投稿はやめたりしないので、見て行ってください、それではどうぞ

午後の授業も終わり放課後になっても強攻は何の部活を作れば良いのか、そもそも部員が足りるのかと、不安でいっぱいだった。


「いったいどうすればいいんだ」


「強攻のやりたいように部活を作れば良いんじゃないか、僕は強攻の作った部活なら、なんでも入るよ」

龍野はどうやら入ってくれるらしい、かなりありがたいことだ。龍野のおかげで、やる部活が決まった。


「ありがとう龍野、やっと部活が決まったよ・・・研究部だ」


「研究部かぁ、別にそれは良いけど何の研究をするの?」


「それぞれ自分の決めた研究をして、月に一度、自分の研究を発表するっていうのはどうだ」

そう言う強攻を見て、龍野はうれしそうな顔をして


「うん、それは良いね!じゃあ僕は何を研究しようかな」

龍野はそう言ってうれしそうにしているが、現実は厳しいことを伝えなきゃいけない


「まずは部活をするには部員がいるがな」


「あぁ、そうだったね、僕たちを抜いて何人必要なんだい?」


「残り二人だが、どうやって集めるかが、問題だな、部活紹介は部活事態が出来てないんだし紹介しようがない」

武装委員長が言うには、部活を作って良いが部員は五人以上は必要らしい、武装委員長に入ってもらおうと思ったが剣道部に入っているらしい


「だから、近衛ちゃんと晴海ちゃんに入ってもらおうとここまで来たと」

二人とも昼食の時に部活にやりたいのが無いと言っていた。もしかしたら入って来てくれるかもしれない、そう思い一組の教室前までやって来た。


「近衛、晴海、いるか」

そう言っている強攻に気付いた、近衛たちがこちらに近づいて来て、(光は自分から兄様の部活に入ると言った後二組の友達が来て帰って行った)


「なになに、何の用事かな?」


「いったい何の用?」

近衛と晴海が同じことを言いながらも、来てくれた。


「近衛も晴海も部活は何も入らないんだよな?」

強攻がそう聞いて


「うん、入らない」と近衛が言い


「やりたい部活が無いからねぇ」と晴海が理由を付け足した。

そして強攻が、二人を見ながら


「なら、俺たちの部活に入ってくれないか?」と強攻が頼むと


「うん、喜んで入るよ!」


「ほ、ほんと喜んで入るよ!」

二人ともうれしそうな顔してそう言うので俺はびっくりした。


「入ってくれるのはうれしいがなぜそんなうれしそうなんだ?」

そう言われ二人とも、急に慌てだしてしばらくして近衛が


「ぶ、部活に入ると、た、単位がもらえるんだよ」


「そうそう、そのためだよぉ」


「え、二人ともそうなの実は僕もなんだ」

三人ともそう言うので、俺はがっかりしながら


「俺と光だけか、まじめにやるのは」とため息を吐きながら言っている、強攻を見て龍野が


「強攻、大丈夫だよ、入るからにはちゃんとやるよ」

そう言うと近衛と晴海がうなずいた。


「よし、まぁ一応部員はそろったし、俺は部活設立書をだしに行くから付いてきてくれないか」

そう強攻が言うとみんなうなずいた。その後、職員室に向かう時に武装委員長にあった


「おう、強攻部員はそろったみたいだな、しかしたった半日で集めるとは、やっぱり出来るやつは違うな、で何の部活をするんだ?」


「研究部です。」


「研究部か、まぁ何を作ろうが俺は知ったことじゃないが、ちゃんと委員会の仕事、手伝えよ」

強攻がそれを聞き苦笑いを浮かべながら「さようなら委員長」と言いみんなと一緒に職員室に向かった。職員室で簡単な手続きを済ませた後、みんなそれぞれ帰る方向が違うのか校門を出たら、すぐみんな解散してしまった。


家に帰り玄関を開けたらカレーの良い匂いがしてきた。


「ただいま」と強攻が言ったら


「お帰りなさい、お兄ちゃんご飯出来てるから食べよう?」と光も律儀に返事をする(家では光も堅苦しい呼び方はしない)


「あぁ、食べよう今日はもうお腹が空き過ぎちゃったよ」

強攻がそう言いながら席に座ると


「フフ、お兄ちゃんったら」

そう言って強攻の分と自分のカレーを持って、こっちに来てカレーを机の上に並べ自分も座った。


「じゃ、食べよっか光」


「えぇ、お兄ちゃん」そして二人とも手を合わせて


「「いただきます」」


その声と共に今日の大変だった一日を楽しく話しながらカレーを食べた。

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