第四科目 昼食を食べた後は
みなさんいつも見ていただきありがとうございます。みなさんのアドバイスを参考にしてみました。また間違っていたらよろしくお願いします。では、第四科目どうぞ
みんなと昼食を食べるため食堂に向かっていた。
「兄様、急ぎましょうかなりの時間がたってしまいましたよ」
そう言って慌てている光を見ていると、とても可愛かった何をやっても可愛いのが家の妹だと思っていたが
「い、急がなきゃ食べる時間なくなっちゃうよ」
「うん、早くしないとなくなっちゃう」
そう言って、戦近衛と夏風晴海たちも光と同じことをしていて、光と同じくらい可愛いので世界は意外に狭いと思ってしまう(名前はさっき自己紹介してもらった)
「その心配はないぞ、ここの高校は午後も勉強に集中できるように昼は休憩の時間を延ばしているんだ」
それを聞いてみんな一安心したようで、そのまま食堂に向かった。
食堂では確かにたくさん人が自分のしたいことをして、時間をつぶしていた。武装委員長がどこに座るか探していると、
「和義く~んこっち空いてるよ」
「和義、早くこっち来たら」
そう武装委員長を名前で呼んでいるのは
「姫路と小梅か、二人で何やっているんだ?」
「ちょっとおそめの昼食よ・・・それよりそこの子達は一年生みたいだけど?」
思い出した。花道姫路、確か副委員長で、もう一人は梅木小梅、こっちは書記だ、確かに弁当が机に置いてあり今から食べようとしているようだった。
「あぁ、さっき対戦の審判していたんだ、で、こいつに色々聞きたいことがあるから一緒に昼食を食べようと思ってな」
「ふ~ん、じゃみんな座りなよ」
「うんうん、私も和義君が何を聞きたいか、知りたいし」
そう言ってみんな、遠慮なく椅子に座って弁当を出した。どうやら今日はみんな弁当らしい
「で、いったいどうやって飛んでいたんだ?」
武装委員長がストレートに質問すると、花道さんと梅木さんが驚いてむせていた、俺はそれを無視して
「簡単な話ですよ、空中に式が発動できないのは物質が存在しないからです。そこで考えたのがこのBPPです。」
そう言いながら、手に持っていた半球型のBPPみんなに見えるように中央に置いた。
「このBPPは動きだすと、小さい物質を足元に放出します、後はその上に守護系科学式を発動するだけです。」
「守護系式を足場にするとは凄い発想だな、普通はガードにしか使わないのにな」
「そんなことありませんよ、偶然思いついたんですよ、それより早く食べましょう弁当が冷めてしまいます。」
「兄様、どうぞお召し上がりください」
光がそう言いながら弁当を開いた。どうやら今日はサンドウィッチみたいだ。強攻はサンドウィッチを手に取り一口食べた。相変わらず光の料理はおいしいなと、再確認していると。
「相変わらずおいしいよ、光」
そう言われた光はとてもうれしそうだった。
「え、えっと私のも食べて良いですよ」
「私のも良い」
近衛と晴海も強攻に弁当を開いて見せた。近衛は和風で、晴海は中華だ
「じゃ、遠慮なくいただきます。」
そう言って強攻は二人の料理を食べてみた。近衛は素材の味を出してとてもおいしかったが、晴海の方はものすごく辛くて食べるのに精いっぱいだった。
「近衛の方はとてもおいしかったが晴海の方は辛すぎる」
「え、そんなに辛かった。私いつもこのぐらいの辛さなんだけどなぁ」
どうやら晴海は辛い物が好きみたいだ
「誰も、僕にはくれないんだね、もういいよ自分で作ったのがあるからさ」
軽くふてくされてしまった龍野をみんなで慰めていると
「よし、決めたぞ」
「何を決めたの和義君?」
そう聞く姫路さんに見向きもしないで強攻を見て武装委員長が
「強攻、お前委員会に入らないか」
「えぇ、なんて言いました!」
そう聞かれ、武装委員長は大きく息を吸って
「強攻、委員会に入れ、お前の実力は委員会で十分に発揮出来るぞ、ここの委員会はBPPを悪用した生徒を取り締まっているのだが、今は人数不足で困ってるのだ、頼む入ってくれ」
俺は別によかった、BPPの実験をするのにちょうどよかったのだ。そして良いですよと返事しようとしたら
「無理ですね」
「なにぃ」
武装委員長がやや不満気味に言うと
「委員会に入れるのは一組~三組までです。これは有能な人材の方が良いと言う先生たちの決定です。」
そう言われ武装委員長は、う~ん、と唸っていると
「ならさ、部活を作ったら良いんじゃない?確か部活の部長は委員会補助として委員会の手伝いが出来たよね」
それを聞いた武装委員長は満面な笑みでうなずいている、
「ちょっと、待ってください俺そこまでして入りたくありませんよ!」
必死の抵抗も無駄だった。
「いいや、これは決定事項だ、部活は何を作っても良いぞ責任は俺が取ろう、後、光ちゃん君にも委員会に入ってもらうけど良いかな?」
「はい、兄様と一緒に委員会が出来るなんて夢みたいです。」
光はやる気満々だった、これはもう駄目だと俺は思った。
そんな俺の心を感じたのか昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。
「兄様、みなさんに見てもらえて私はうれしいです。」
「そうだね、みんなまた次の科目も見てくれると良いね、なすびーさんもそうでしょ」
「まぁね、て、ことで科学は魔法次の科目も」
「「「楽しみにしてください」」」