表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/14

第12科目 誕生日

「ハァ・・ハァ・・それはホントに本当なのかい?!」龍野は息を荒くしながら光たちに何度も同じ質問をした。


「ハイ!今お兄ちゃんは残った敵と戦っています!ですがその敵がお兄ちゃんと同じぐらい強くって!」光が少し疲れた様子で律儀に返答しながらも今度は光が近衛に質問した。


「近衛!警察に連絡した?!」すると近衛は手持ちタイプの携帯電話の通話を切り、胸ポケットにしまった。


「えぇバッチリ」それを聞いて光はさらに走るスピードを速めた。龍野たちもそれに合わせてスピードを上げていく、光たちは龍野と和義と合流して敵の群れを倒して龍野たちに強攻が戦っていることを伝えて今、体育館に向かっている所だ。


「着きましたよ!」晴海がそう言って扉の前で一度止まった。龍野たちも一度止まり来たは良いがどうしようかと考えていたが和義が扉に手をかけて


「戦ってから考えろ!」と叫びながら扉を開けるので考える暇が無く突入することにだが、だがその瞬間、龍野たちの視界がしろい光によって遮られた。


  ●  ●  ●


後ろから声がした、和義の声だと気付いた時やばいと思ったがもうこの式は発動してしまっているので解除しようが無い出来てもこちらが敵の攻撃を受けて死ぬのが確実だからしないが、強攻はどう龍野たちをごまかそうか考えたが式に集中出来ないので考えるのを断念した。そして敵の攻撃がわずか数ミリであたるところで敵の頭上にあった式が突如、目がくらむほど大きな光を発しながら動きだして、敵の体を頭から足まで通過していく、だが通過した所に肉体は無く頭から何もなかったかのようにどんどん消えていき、そして最後には敵の体を通過し終えた式が徐々に薄れていき、やがて見えなくなっただけであった。それを最後まで見届けた強攻はその場で合掌して、後ろに居た光たちに向かって


「さぁ帰ろうか」とまるで家出した子供に語りかけるようにまるで何もなかったかな様に


  ●  ●  ●


今日は悲惨な一日だがまだ今日は終わっていない、まだ光の誕生日を祝っていないのだ明日に延期しようとも思ったが光が「今日が良いんです」と言うものだから仕方ないのだが、なぜ。


「何故、龍野たちまで来るんだ?」と本当に何故なんだと思いながら聞いた。


「それはもちろん光ちゃんの誕生日だと聞いたからさ二人で祝うよりみんなで祝った方が面白いだろ、まぁ本音は強攻のつかったあの式が気になるからなんだけどね」話に出ないから見られてないかと思ったがやはりあんな近くで見られれば気付くはずだよな、と強攻は自分の行動を悔いて深いため息をついた。家に入って光のために用意した料理を温めていると近衛と晴海が不思議そうにまわりを見ながら。


「普通の家」と近衛がなにかめずらしいものがあると思ったのかそんなことを言うと


「ホント普通の家だね、得に変わったものが置いてあるわけでも無いし床とかに秘密の扉があるわけでも無いね」なんでみんな普通の家だと思わないのだろうか、少し学校へ行く時は態度をもう少し普通に(普通にしてたつもりだが)してみるかと日々の学校生活に気を付けようと思っていたら、時間がたったらしくチーンと言う今も変わらない音が聞こえた。レンジから料理を取り出すとみんなが椅子に座っているテーブルに持っていき(来客ように椅子は多めに用意してある)自分も椅子に座ると。


「それじゃあ光、誕生日おめでとう!!」と強攻が言うのに続けて

「「「誕生日おめでとう!!」」」と龍野たちも先ほどまで戦っていたとは思えないほど元気な声で(元気すぎてほぼ叫んでいる)光を祝う言葉を言う、すると光はとても恥ずかしそうに同時にとてもうれしそうに笑ながら「ありがとう」と言いそれがいただきますの合図の変わりになりみんな一斉に料理に食いついた。やっぱりみんなお腹へってたんだな、と強攻はそんなみんなの姿を見て思わず笑った。

いやー前回、投稿した話をみてたらところどころ誤字脱字があって文章がおかしくなってるのに気付いて泣きそうなりましたよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ